マルタ島(マルタ共和国)
- マルタ島留学を決められたきっかけは何でしたか?
- 将来長期の交換留学を予定しており、そのための事前準備を兼ねて春休み休暇を過ごしたいと思い、地中海の海がきれいで、ヨーロッパの人々が集まるマルタ島に決めました。
長期留学にあたりヨーロッパに友人ができればいいなという楽しみもありましたし、一方で文化の違いなどになじめるかどうかという不安もありました。
- 高杉さんはホームステイではなく寮を選ばれましたが、どのような生活だったのでしょうか。
- 朝は大体7時半ごろに起き、簡単な朝食をとって学校に行く、という日々でした。
寮には色々な国から来た人と共同生活をするので、文化や生活スタイルの違いがストレスになることももちろんありますが、寝食を共にすることでとても仲良くなれるというメリットがあります。
毎週一回お掃除をしてくれるので助かります。
- マルタでびっくりしたことがあれば教えてください。
- 地中海のリゾート地というと、物価が高いようなイメージがありましたが、実際にはとてもリーズナブルで、安くておいしいパスタに感動でした。
また、海の美しさは言うまでもないですが、想像以上の海の青さに吸い込まれるようでした。
日本人は「日本は大国である」と思いがちですが、実際に海外の人とお話をしていると、日本はまだまだ「謎のベールに包まれた遠い東の国(Far East)」という印象だそうで、自分自身、自国のイメージを少し見直す機会になりました。井の中の蛙とはこのことをいうのかもしれません。
- 楽しかったこと・苦労したことを教えてください。
- マルタに限ったお話ではありませんが、インフラ・サービス面では日本と同じようにいかないなと思うこともありました。(寮の設備で修繕が必要でも日本のようにすぐ飛んできてくれない等)
また、共同生活ですから、ルームメイトへの配慮を常にしなければならないことも当然ながらありました。(深夜帰宅時は物音をたてない等)
一方でそのような不自由さを楽しむ心の余裕がでてきたり、世界中からの友達ができ、イタリア人の友人とピザを作ってホームパーティーをしたり、大勢の人と食卓を囲んで楽しいひと時を過ごしたことは、お金には代えられない宝物になりました。
特に日本食は世界中でブームになっているそうで、日本食を作ってあげるとみんな喜んでくれました。
- 治安はいかがでしたか?
- サンジュリアンにある学校までの道のりは交通量が多いので、事故などに注意する必要がありましたが、治安という意味で身の危険を感じることは全くありませんでした。
- マルタに持って行ったほうがよいと思うものを教えてください。
- 寮に滞在するひとは、ぜひお好みソースやめんつゆを持って行かれると良いと思います。
きっと他国の人のために日本食を作ってあげるという機会がありますので、この二つの調味料があれば色々とレパートリーが増えると思います。
日本酒や小分けされた日本のお菓子があると、みんなで家飲みをしたときなどに日本文化を紹介したり、日本について話すきっかけになることもあり便利ですし喜ばれます!
また、マルタのバスは海岸沿いを走ることが多いからか道が整備されていないからか、バスの運転があらいように思います。
フェリーで離島に行くこともあると思いますので、乗り物酔いしやすい方は酔い止めを多めに持って行かれることをお勧めします。
- マルタ留学を考えている方に一言お願いします!
- ほかの英語圏に比べると費用がとても安く済みますので、悩んでおられるならあまり深く考えずに行ってみることをお勧めします!
気取らず、自然に包まれたマルタに癒され、英語に触れ、たくさんの友達ができることと思います。
高杉さんがたくさんマルタレポートを書いてくださいました!ぜひご覧ください☆