セブ島 基本情報

2019年9月更新

セブ島について

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セブ島(英語: Cebu Island)は、フィリピン共和国(首都はマニラ)中部のヴィサヤ諸島にある島で、面積は4422平方kmで、南北に225kmにわたって伸びる細長くて大きな島です。セブ島民の主な宗教は、キリスト教が90%、イスラム教が5%。約300万人の人口を有しフィリピンで最も治安の良い常夏リゾートとして知られています。

セブ島のgoogleマップ

雨季でも晴れていることも多い

セブ島は年間を通して、年間平均の最低気温26度〜28度程度で、一般に6月から12月までが雨季にあたります。ですが雨期といっても日本の梅雨のようにずっと雨が降り続くということはなく、スコールが短時間に降ることが多く、そんなに過ごし難い印象はありません。乾季は2月〜4月くらいとなり、この時期はほとんど雨がふりません。海も穏やかで過ごしやすく人気のシーズンです。

服装は日本の夏物で大丈夫ですが、日本と同様、クーラーが効きすぎていたり、山岳部では涼しかったりするので、長そでシャツを常備しておくと安心です。

英語を話す人口が世界第三位

公用語はフィリピン語と英語です。アジアでは数少ない英語が共通語の国ということもあり、IT企業の進出がめざましく、特にアメリカ企業のコールセンターの拠点としてインドを超えて世界一になりました。英語を話す人口は、アメリカ・イギリスについで世界第三位ということです。

日本からわずか4時間の直行便

セブ マクタン国際空港

日本からセブ島へ行く場合、隣島のマクタン島のラプ=ラプ市にあるマクタン・セブ国際空港まで成田・羽田空港から直行便が就航しています。その他には関西空港、名古屋空港、福岡空港などからマニラや香港、シンガポールを経由してマクタン・セブ国際空港に到着する経由便が運行しています。マニラ国際空港で乗り換える場合、所要時間約1時間でセブ島に到着します。日本との時差は1時間です。

羽田・成田空港からも直行便が運行しています。

空港税
フィリピン出国には空港税がかかりますが、2019年にはその金額を航空券に含んで徴収されるようになるようです。

この度、セブ・マクタン国際空港局(MCIAA)よりセブ・マクタン空港使用料値上げの発表がありましたので追記致します。(2019年9月現在)

開始時期:2019年9月
国際線:750ペソ→850ペソ(セブ)※マニラは550ペソ

税関
銃火器類の持込はもちろん厳禁です。アルコールは1リットル2本、タバコ400本は無料で持ち込むことができます。
ビザ(査証)
21日間以内の滞在ならビザは不要。ただし、入国時にパスポートの残存期間が滞在日数+6ヶ月必要です。
また21日間以上の滞在は、59日間有効のツーリストビザが日本で取得可能。(詳しくは在フィリピン日本国大使館まで)現地でのビザ延長もでき、最長1年間まで再延長可能です。

セブの経済と観光の中心はセブ島のセブシティにあり、リゾート施設の8割はマクタン島のビーチ沿いに集中しています。セブシティとマクタン島は橋でつながっており、マクタンからは車で約40分(渋滞時は1時間前後)ほどの距離となっています。
セブ空港は、多くの国際線の乗り入れるマニラ空港とは違い、施設も新しく分りやすい構造になっています。

セブ空港に到着してから

日本からマクタン・セブ国際空港に到着して飛行機を降りて流れのまま進んでいくと入国審査ゲートに辿り着きます。ここでは飛行機内で配られた入国カードを提出することになります。キャビンクルーから特に案内がない場合もありますが、入国カードは飛行機内で記入を済ませておきましょう。記入方法がわからない場合は、キャビンクルーに聞けば説明してくれます。

入国審査を通過した後に、荷物ターンテーブルで預けた荷物を受け取ります。その後は税関カウンターで機内で配られた税関申告書を提出します。申告が必要な荷物をお持ちの場合も飛行機内で記入を済ませておきたいところです。
税関を抜けるともうそこは出口です。出口で預けた荷物を確認する人がいますので、搭乗券についたチケットを係員に見せてください。

空港出迎えの手配はしていますか?

空港タクシーも待っているので必要に応じて使用しましょう。タクシー料金の目安としてはセブ市内、マクタン島内ホテルまで500ペソ程度です。
また、ポーターが荷物をもたせてくれ、と話かけてくることもありますが、必要ならタクシーや車まで運んでもらいましょう。その際渡すチップの目安は20~50ペソくらいとなります。荷物を運んでもらう必要がないならしっかりと「No, thank you」と伝えましょう。

マニラから経由便を利用した場合は、国内線到着ロビーに着く場合と、経由した人だけ国際線到着ロビーを使用する場合がありますのでご注意ください。荷物が出てこない!とパニックになる必要はありません。国際線ロビーから荷物が出てくる場合もあるので係員に聞いてみましょう。
なお、マニラ経由でセブに到着した人は入国審査はマニラで済ませているので、セブでの入国審査は必要ありません。

その他

電圧は220Vなので、日本の電気製品は使用できません。持参する場合は変圧器が必要なのでご注意ください。ホテルなどは変圧器の貸し出しなど対策をしています。全体的に停電がとても多くなります。

通貨

通貨単位はペソとセンタボとなります。

  • 紙幣:1000ペソ・500ペソ・200ペソ・100ペソ・50ペソ・20ペソ
  • 硬貨:10ペソ・5ペソ・1ペソ・25センタボ・10センタボ・5センタボ