スペインの公立大学へ行こう!試験なし・学費16万円(年)~

2024/3 更新

スペインのバレンシアにあるUPVという大学は、附属のファウンデーションコース(語学コース)でスペイン語を勉強し、B1〜B2レベルをとると【入試なし】で大学に行けます
しかも学費は1年16万円~(1ユーロ160円換算)

「そんなおいしい話があるの?」と思われた方のために、詳しくご説明します。

神戸大、千葉大よりもレベルの高いUPV

安く行けるからと言って、どんな大学でもよいという事ではありませんよね。
UPVはテクノロジー分野に長けた学校で、スペイン女王が視察に来るほど注目を集める大学です。

上記はGo Global坂口が視察に行った日に撮ったもの。ラッキーでした!
Go Globalアメブロの視察記事もご参考に

「TOP University」というランキングによると、UPVは世界で400位
※2023年5月情報

日本の大学と比べてみましょう。
400位というと、千葉大学などの国立大や一橋大学より上に位置しています。

このレベルの高い学校に、スペイン語力だけで入れるのですからチャレンジしない手はありません。

住所:Camí de Vera, s/n, 46022 València, Valencia, スペイン
Webサイト:http://www.upv.es/en

UPV大学、大学院進学に必要な資格

★大前提として、UPVのファンデーションコースで語学コースを受けていただく必要があります。ファンデーションコースは1年9500ユーロ+登録費500ユーロです。
早期割引でコース料が7600ユーロになりますので、お早めにお問い合わせ下さい。

①大学進学希望の方:高校を卒業していること。
必ず、卒業した高校や大学で正式な「卒業証明書」と「成績証明書」が発行できることを確認ください。

②大学院進学希望の方:大学を卒業していること。
大学時代の専攻によって、進める大学院が変わってきます。
基本的に、大学で専攻していたことの延長線上/関係している学問でなければなりません。
しかし、例外的に、大学の専攻に関わらず進める大学院のコースもありますので、お問い合わせ下さい。

2023年度は「Sports company management(スポーツマネジメント)」「Sports management and active tourism (スポーツマネジメントとアクティブツーリズム」というコースなら、学部を問わず進学可能です。

UPVの学費が年16万円と安い理由

なぜこんなにいい学校に、こんな良い条件で行けるのか?と疑問に感じるかもしれません。

日本でも「留学生枠」がありますが、要はこの制度を使って進学するということです。
留学生枠は通常の学生とは別の入学基準が設けられていることがあります。
UPVもこのような制度があり、限られた学部ではありますが、スペイン語がB1~B2レベルさえあると入学が認められるのです。

また、UPVは公立の大学・大学院。
そのため、この学校に通う学生は、国からの補助が受けられるのです。
外国人も対象ということで、ありがたいですね!

UPVのWebサイトより学費を確認することができます

例えば観光学の学位は 841 ユーロ。1ユーロ160円とすると約13万円!

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学位取得にかかる学費の目安

(規制: 2023/2024 年の大学学術サービスの提供に対して支払われる手数料を定める 8 月 4 日の政令 118/2023)。

授業料の額を計算するには、登録単位数に政令で定められた単位の費用を乗じる必要があります。この金額に、管理手数料 (ファイルの開封 27.34 ユーロ、学校保険 1.12 ユーロ、アカデミック カード 5.87 ユーロ) を追加する必要があり、該当する場合はこれを適用する必要があります。

2023 ~ 2024 学年度における、最初の通年の授業料の目安は次のとおりです。

観光学の学位 (14.03 ユーロ/単位): 841 ユーロ。
観光学+ADEのダブル学位(14.03ユーロ/単位):989ユーロ。
ダブルディグリー視聴覚通信 + テレコムシステム、サウンドおよび画像: 1,191 ユーロ。
視聴覚コミュニケーションの学位 (14.03 ユーロ/単位): 841 ユーロ。
電気通信、サウンドおよび画像システムの工学の学位 / 環境科学の学位 / インタラクティブ テクノロジーの学位 (17.34 ユーロ/単位): 1040 ユーロ。
ダブルディグリー環境科学+工学 森林と自然環境 (17.34 ユーロ/クレジット): 1,222 ユーロ。
マスターズ (35.34 ユーロ/単位): 2,120 ユーロ。(修士課程の授業料: 212.07 ユーロ)

学費は、スペイン人であろうと外国人であろうと、すべての人に同じように適用されます。

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赤字の部分が注目ポイント!
外国人も学費が安くなるのは他の国でもありますが、近年その制度も少なくなってきました。

試験なしでいける学部

・ビジネスアドミニストレーション&マネジメント
・ツーリズム
・ケミカルエンジニアリング
・テクニカルアーキテクチャ
・エレクトリカル エンジニアリング
・パブリックワークス エンジニアリング
・アグリカルチャー&バイオロジカル エンジニアリング(農業と物理分野のエンジニアリング)
・エンバイロメンタルサイエンス(環境科学)
・フォレスト&エンバイロメンタル エンジニアリング(森林と環境分野のエンジニアリング)
・ジオマティック&サーベイング エンジニアリング(地学と調査分野のエンジニアリング)
※上記は変更になる可能性があります。

大学院は2500~5000ユーロで、以下のようなコースがあります。

大学院

※2021年度の語学学校パンフレット2021Habloより
Hablo EducationはUPV語学学校部門のマーケティングをしている組織です。

2021年1月から留学した方がテレビ局の取材をうけました!

2021年1月から語学学校に進み、2022年9月から大学生になったKさん。
現在はUPVで大学2年生です。

渡航を決意されたころはコロナ真っただ中。日本ですでに大学に通っておられましたが、スペインに行った方が良いと判断されました。「日本人から来た留学生」として現地テレビ局に取材されました!
※左側がKさんです。

留学までのスケジュール

語学学校は2024年9月末/10月~2025年6月までです。
コース修了日の詳細は未定です(2024/3/7現在)。

語学学校に進むための申込み期限は7月末までです。
お支払いは6月末までで大丈夫。申込みが済んだら学校から入学許可証がでますので、そこから大使館などと連絡を取りながら渡航書類を整えていきます。

ただし、大学寮を希望される場合はお支払いと同時に確保となりますので早めのお支払いをお願いすることになります。
例年、5月以降は大学寮は空きがなくなる傾向にあります。

注意点

・当社はビザ取得のサポートは行っていません。
・サポートできる方をご紹介することは可能です。
語学学校書類代行手数料 16500円
大学入学代行手数料 33000円
※ただし、翻訳料や印紙費用などの実費は別途かかります。

・スペインの長期ビザは代行できないことになっており、サポート会社に依頼をしても、ご自身で大使館に行く必要があります。
・ファンデーションコースを終了後、大学入学に際して高校卒業の証明などが必要になりますので、日本で高校を卒業することが条件となります。
・ファンデーションコースで渡航する前に、高校卒業証明書と成績証明書を取得&外務省に公印/アポスティーユ申請をしておくとあとで楽です。

よくある質問

1.どんなところに滞在するのですか?

→シェアアパートで生活するのが通常です。物件によりますが、400ユーロ(月)ぐらいです。もし大学寮に空きがあれば、大学の敷地内にある尞も利用可能です。大学寮は月に450ユーロ(2024年度)ですが、現地大学生が優先ですので、ファンデーションコースの生徒は先着10名ぐらいです。

Gandiaキャンパスの大学寮公式ページ

大学寮の様子

2.スペイン語がB1レベルに達しない場合はどうなるのですか?

→ふつうに勉強していれば達成できるレベルではあります。出席率は80%必要ですので、ちゃんと出席してスペイン語で生活しようと頑張っていれば大丈夫。
多少の不足は大学進学時に大学が補ってくれます。

3.スペイン語力がゼロですが、初心者でも行けますか?

→はい。頑張っていただく必要はありますが初心者の方でも行けます。とはいえ、出国までに基本的な文法などは学んでいただきたく、安価にマンツーマン講師をご紹介しています。

4.バレンシアの治安はどうですか?

→スペインと言えば、マドリッド、バルセロナが有名ですが、続いて大きな都市がバレンシアと言えるでしょう。それほど規模は大きくありませんが、街中はショッピングセンターや娯楽施設も多く、海にも山にもほど近い、大変素敵な場所です。
観光客がバルセロナ等に比べて少ないため、スリなどの発生率も比較的低く、一人で街を歩いていても安心感があります。物価も安いため、長期留学には最適な場所と言えるでしょう。

こんな人にぜひ検討してほしい!

・日本の大学は学費が高いので進学/卒業を迷っている
・日本の大学に進学したが、思ったのと違う/全然勉強していないのでこれで良いのかと悩む
・大学に行きたかったけど行かなかった。今になって後悔している
・大学を中退してしまったけど、やりなおしたい

対象となるのは、これから大学進学する高校生の方だけではありません。
現に、2021年に留学した方は、日本の大学ですでに学んでおられましたが、「スペインに行った方がいい」と考え、日本の大学をやめて留学を決意されました。

2022年には某有名外資系企業に勤めていた方がお仕事を辞めて、ファンデーションコースに進まれました。社会人が大学、大学院に行くのも、海外を見ればよくあることです。

いずれも、お金の問題がネックになりがちですが、5年通っても学費が150万円で済むのなら、現実的ではないでしょうか。

2024年度の申込みは7月末まで!
興味のある方はまず問合せ下さい。
その後、現地の責任者とオンラインでおつなぎして確認をしていただけます。

→問合せはこちらから