イギリス携帯電話SIMカード事情

昔はできなかったことですが、携帯のSIMカードを取りかえることで海外での携帯電話番号を保持することができます。留学や海外旅行の際は利用されるとよいでしょう。

今回はイギリスのSIMカード事情をお伝えします。(2018年3月現在)

イギリス最大手の「EE」がオススメ

EEは携帯会社同志が統合し、最も大きな会社として信頼を集めています。2018年2月に使用しましたが、通話・ショートメール共に快適に使えました。田舎でもつながりやすいということで、ちょっと旅行で郊外に行く時なども安心して使えます。
月額の契約ではなく、チャージした分だけ使う契約のことを「Pay As You Go」と呼ぶようです。

日本で「SIMカードロック解除」をしておくこと

これをしておかないと、イギリスでSIMカードを入れても動作しません。また、日本の携帯会社によっては一定期間解除ができないとか、機種によっては解除できないなどということがあるようですので、必ず最寄りの携帯会社で早めに確認してください。

空港で買うと高いらしい

私は空港の自販機で購入しましたが、空港だと10ポンドほど高くなっているのだとか。できれば市内に入り、携帯ショップで「Could I get a SIM card for “Pay as you go”?」と聞いて購入するとよいでしょう。
ショップで買うときは「いくら分チャージする?」と聞かれますので、まずは最小限の単位で購入するとよいでしょう。チャージした分が有効なのは30日間。その後は余っていても失効しますので気を付けてください。ちなみに日本語でいう「チャージ」は「Top Up(トップアップ)」と言います。「Could I top up 5 pounds?」(5ポンド分チャージしてもらえますか?)といえばチャージしてくれます。

SIMカードを差し込むだけで使用可能!

空港で買った方は日本のSIMカードを取り出して、購入したイギリスのSIMカードを入れてください。ショップの場合は店員さんが差し込んでくれると思います。

チャージするにはショップのほかオンラインでも可能だそうです。「マイアカウント」を作成してチャージしましょう。

残高を確認したい時は「150」をダイヤル

いくら残っているんだろう?と思ったら「150」に電話をしてください。電話をするといっても自動音声ですので、緊張することはありません!聞き取れなくても、その後すぐにショートメッセージで知らせてくれます。

私が買ったのは150分の通話ができるプラン

使用可能なデータ量は500MB。通話は150分できるプランで20ポンドでした。(ヒースロー空港自販機にて)500MBは動画を見るとすぐに終わってしまいますので使い方には要注意!また、FacebookやLINE, What’sAppなどを常にプッシュ通知をしているとそれだけでもデータを使ってしまうようなので、プッシュ通知はオフにしておきましょう。

電話番号は控えておきましょう!

番号はSIMカードケースなどに書かれています。自分の番号を探すのに何度も苦労しましたので、入手したら手帳などに控えておくとよいでしょう。また、この番号は一定期間たつと失効します。私の場合は「2027年6月」ということで、あと10年ぐらいは毎回このカードを持って来ればイギリスで使える様子。しかし、

「前の番号を使うには、以下のURLから”PACコード”を問い合わせてください。
ee.co.uk/transfermynumber

とありますので、期限がきれても問い合わせれば元の番号を使わせてもらえるかもしれないとの記載があります。

国際電話も可能国番号を入れて発信すれば国際電話も可能です。日本にかける場合の料金は以下の通りです。(2018年3月現在 レート1ポンド155円)

固定電話 10分50ペンス
携帯電話 10分15ペンス

英語に自信のない方は日本で購入していくのも安心

自販機にしても店舗にしても、英語を理解できるかどうかが不安!という方はあらかじめ購入しておけば安心です。イギリスについたら入れ替えるだけで使えますし、あらかじめ番号も家族に伝えられるので家族からの電話を受け取ることも可能です。

以下がEEのSIMカード。オンラインでは500MBはありませんでしたが、2GBがありました。日本語で説明されているので理解しやすいですね!

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