ホームステイのメリットデメリット&マナー

「ホームステイを希望します」というお問合せはよくあります。未成年なら安全面を考えてホームステイしか選択肢がない学校も多いのですが、大人の方は以下のようなメリット・デメリットを良く踏まえて検討いただければと思います。
※セブには「ホームステイ」という選択肢がありません。
※マナーは国によって異なることがあります。

ホームステイ メリット

・困ったことがあれば必ず聞ける人がいる安心感
・現地の人の生活を垣間見られる
・現地のことについて教えてもらえる(歴史や観光地、交通についてなど)
・第二の家族のように仲良くなれることも。(イギリスの場合はこういう可能性もあります)

ホームステイ デメリット

・日本人のように、週末になるとどこかに連れて行ってもらえる、ということはありません。個人的に気があえばそういうこともあるでしょうが、過剰な接待はありませんのでご留意ください。
・必ずしも「その国が母国である家族」とは限らない(海外には移民の人も多くいます)
・キッチンは自由に使えない(お湯をわかすだけならOKという家庭もあり)
・食事の時間や門限を必ず守る必要があるので友達と出かけていても先に帰らなければならないことも。(事前に「夕食不要」と伝えた場合はOK)
・シャワー時間は特に注意!(10分~15分以内で出るというのが海外では一般的。中には5分という家庭も!)
・食事があわないと辛い(以下のように毎食1品というところが多いです。味付けもやはり日本ほど繊細なところは少ないかもしれません。)

  

ホームステイマナー

1.整理整頓

自分の部屋はもちろん、共有部もきれいに使うこと。特にバスルームや洗面台。洗面は水しぶきを拭きとるのがマナーです。

2.バスルーム・シャワーマナーあれこれ

お風呂は約10-15分程度で出られるようにしてください。海外では日本より「資源の無駄遣いをしない」「光熱費を節約する」という意識が高い人が多いです。シャワーもまだまだタンク式の家庭が多く、一人で全部使ってしまうと他の人がお湯を使えなくなります。

もし「シャワーは10分以内に出られるけど髪を乾かしたりゆっくり過ごしたい」「あまり細かく言われたくない」という方は、「プレミア・エグゼクティブホームステイ」を選択するのがよいでしょう。(スタンダードより少し高くなりますが、ご自身のお部屋にシャワールームがついています。)

バスルーム(トイレ)のドアは開けておくようにしてください。しまっていると「使用中」と思われます。

シャワーを使っていい時間が「夜22時まで」などと決められていることがあります。タンクの音が大きい家庭も多く、家族の睡眠を妨げることになりますので、シャワーの時間に決まりがあるかどうか、ファミリーに確認してください

洗面台を使った後は水しぶきを拭いてください。これは日本ではあまり言われないことなのでできない人が多いようです。

3.キッチンは使えない

ホームステイではほとんどの場合、3食が提供されます。キッチンを自由に使ってよいという家庭はほとんどありませんので、もし紅茶を作りたい、などという場合は必ず「May I use the kitchen to make a cup of tea?」(紅茶を作るのにキッチン使ってもいいですか?)などと確認が必要です。冷蔵庫に何かを保管したい時も同様。勝手に使わないようにしてください。

4.タバコについて

喫煙をする家庭ならよいかもしれませんが、禁煙の家庭でタバコを吸うことはご法度です。喫煙をされる方はいずれにしても、お申し込み時にお知らせください。喫煙者のいる家庭が紹介できる可能性を探してみます。
また、タバコがOKの家庭でも、必ず火の始末や灰皿の手入れなどに気配りをしてください。

5.友達を勝手に呼ばない

ホームステイ先に学校の友達を勝手に呼ばないようにしてください。誰かを呼ぶ場合は必ず事前にファミリーの許可を得るようにしましょう。「May I invite one of my school friends for 1 hour today around 4 pm?」(1時間ぐらい学校の友達が遊びに来てもいいですか?)など、いつ、何時ごろ、何時間ぐらい滞在するのかなどをはっきり伝えて確認してください。

6.食事の時間は必ず守る

食事が18時と決まっていたら、必ずその時間にテーブルに座ることができるよう、17時50分ごろには帰宅しましょう。もしその時間に間に合わないという場合は、外出先から電話で連絡をしてください。夕食がいらないとわかっている場合は、買い物や料理の段取りもありますから、わかり次第連絡をするようにしてください。

7.洗濯は決められた日に出す

洗濯も多くの場合はホストファミリーがしてくれます。必ず決められた日に出してください

8.タオルの替えは週1回が目安

海外の人は洗濯が最小限ですむように、バスタオルなどは何日か使うことが多いようです。そもそもタオルはステイ先で貸してもらえますが、大小それぞれ1枚ということが多く、ベッドシーツなどを含めリネン類は1週間に1度取り換えるということが普通です。そう考えるとタオルも1週間に1枚という計算になります。
毎日タオルを替えたい方は、小さめのスポーツタオルなどを何枚か余分に持参され、バスルームで手洗いして乾かすというように、工夫をしてください。スーツケースに余裕がない場合は現地で購入してもよいでしょう。

その他一般的なマナー

鼻をズルズルすすらない。鼻水がでるときはおもいきって「チーン!」としてしまうのがよいです。「ズルズル…ズルズル……」という音は「不快な音」という認識でいましょう。ゲップと同じ感覚です。当然ですが、「タンを吐く」も禁物です!

コーヒーや紅茶をすすらない。これも鼻をすする音と同様ですが、とにかく「音は出さない」ということを覚えておいてください。スープはみなさん注意されるのですが、お茶は気を抜いていることが多いようですよ!

ドアはノックすること。急に部屋へ入らないように。

・マナーとは少し違いますが、イギリスなどではティッシュを繰り返し使います。日本のものより厚手につくられており、日本の「肌触りの良い高級ティッシュ」は「薄っぺらい!」と言われてしまいます。(苦笑)そういうわけで、イギリスの厚手ティッシュをちょっと使って捨ててしまうと「もったいない!」と言われることがありますのでご注意ください。

お土産について

日本人の感覚としてお土産を持っていく人が多いですが、「必ず持っていかなくてはならない」ものではありません。他の国の人はあまりお土産は持っていかないようです。
しかし、日本のことをちょっとでも知ってもらえたり、話のきっかけにもなりますので、小さくて高くないものをいくつか持っていくと重宝しますし喜ばれます。

例:千代紙(折り鶴などを折ってプレゼントするのもよい)・かわいい文房具(日本の文房具は好評!消えるペンなどは外国にはあまりありません)・おかし(キャンディやスナック菓子などもよろこばれます。コアラのマーチ、ハッピーターン、三角のイチゴあめなど喜ばれました)・

扇子は意外と他の人からもらっていることも多いようです。ハンカチを使う文化がない国もあり、イギリスなどでは「ハンカチは昔のおばあさんが使っていたもの」という感覚なのだとか!

ホームステイをしたいならイギリスへ!

日本人が思い描くホームステイはイギリスなら叶えられます。特に「プレミア・エグゼクティブホームステイ」では、閑静な住宅街にある広々したおうちであることが多く、シャワールームも自分の部屋に備えられていますので、「何時に家族はシャワーを浴びるんだろう」などと気を使わなくてもよいのです。

大人になってからのホームステイはプライバシーが保たれていて、ある程度のクオリティがあるほうが充実するという人が多いようです。(未成年の場合はそれほど気にならないことも多いのですが)

Kingsway English Centre (UK):ホストファミリーレポート

到着したらまずは自己紹介&ハウスルール確認

ステイ先についたらまずは自己紹介。ホストファミリーの名前も確認しておきましょう。その後「何かルールはありますか?」とハウスルールを確認します。
ハウスルールの中にはたいてい「夕食は何時から」ということが書かれていますので、その時に初日の食事時間も確認できるでしょう。書かれていないけれど重要そうなことは(時間やお金に関するようなこと)、必ずきちんと理解しておくことが重要ですので、聞き逃してしまったときは「Would you write it down for me?(書いていただけますか?)」と聞いてください。

日本人の感覚とは全く違う「ホストファミリー」

日本で海外の人を受け入れるホストファミリーは、そもそもボランティアで受け入れることが多いようですし、週末は毎日どこかへ連れて行ってあげたりと、至れり尽くせりにしてあげるのが普通になっています。お客様をおもてなしするぐらいの感覚でしょうか。
しかし海外は違います。
ホームステイを受け入れるのはもちろん客人が好きであることが条件でしょうが、必ずお金が発生しますので、生活費の足しにするという感覚は必ずあります。私たちが体験した中でナンバーワンのファミリーも、「キッチンの改装をしたくてね」と言っていたぐらいで、ホストファミリーになってお金をもらおうということは、ごく普通の感覚なのです。
また、日本人ファミリーのようにべったり一緒に、ということはほとんどありません。基本的に食事を一緒にとるぐらいで、他の時間は別行動。行先が一緒だったり趣味があったりすれば、週末に一緒に出掛けることもあるでしょうが、「どこかに連れていってあげないといけないかな?」というような感覚はありません。
過大な期待をしないことも重要です!