イギリス留学体験談 Kingsway(キングスウェイ)A.E.様 (社会人留学・2週間)

社会人留学年代: 35-40歳
学校:  Kingsway (イギリス)  
レッスン: 週30時間レッスン(9:00~16:45)
滞在: エグゼクティブホームステイ
フライト: 行き オランダ航空(KLM) ・ 帰り エールフランス(AF)
フライト代: 約12万円
レート: 1ポンド140.6円
かかった費用: 約45万円(2564ポンド) ※お小遣い・航空券をのぞく
持参された現金: 25,000円分 クレジットカード使用: 約23,000円
※内訳: コンサートのチケット代と往復の旅費(帰路は学校手配のタクシー)、個人で行った日帰り旅行の旅費と諸経費、ランチ等食事代金、切手等、学校のアクティビティ参加料金等 ※プライベートの買い物はのぞく

1. イギリス留学を決心した理由

留学したいと考えて10年以上。行くなら長期で行きたいという思いもあったので、「仕事を辞めるのか、やめて何がしたいのか…」と迷う一方で、「仕事をしながら旅行を楽しむ、旅行で困らない程度の英語力があればいいや」とも思っていました。
その後、現職で英語を使う機会に恵まれます。旅行はともかく、映画や舞台の英語となるとほとんどわからない。それでいいのか?と思い始めたのが3年前くらいで、機会があれば短期でも語学学校に通いたいと情報を探し始めました。

仕事で英語を使う機会が増えたため、会話を中心に学び直したいと思いました。また、趣味の映画や観劇を英語で理解したいと思い続けていたので、それも大きな目的でした。

学校の勉強についていけるか不安でしたが、ホームステイ先のご家族と仲良くなれるといいなとか、久しぶりに学校へ通えることやイギリスで英語を学べるということなど、楽しみの方が大きかったです。

2. 半年以内の留学に必要な「ショートタームスタディビザ」

ビザのために、学校からの入学許可証、滞在先を確認できる書類を印刷したものと、銀行で発行してもらった「英文の銀行残高証明書」を持参しました。入国審査での質問は「滞在日数と帰国日」の確認くらいでしたが、提出した書類はくまなくチェックしていたので、きちんと用意していってよかったと思います。

ヒースロー空港は広いですが、案内がとてもわかりやすいので迷うことはないと思います。英語の表示がまったくわからないという人は不安かもしれませんが、色分け(確か乗換の人は紫色の表示を追っていく、そのまま入国の場合は黄色の表示…だと思いました)や、マークで迷わない工夫がされているので大丈夫だと思います。

★最寄りの駅。学校から徒歩3分と便利!

 

3. Kingswayの空港送迎について

ヒースロー空港17時着の便で荷物などをピックアップして到着口に出たのが18時前後。ホームステイ先に到着したのが22時頃でした。到着口を出たすぐのところで、ドライバーさんが「キングズウェイ」のマークがプリントされているボードに名前を書いて立っていたのですぐわかりました。

土曜夜にホームステイ先に到着し、日曜はホームステイ先のご家族と一緒に「サンデーロースト」をいただき、午後はウスターの街を案内していただき、町を知ることができて助かりました。翌週の土曜日は学校のアクティビティに参加してコッツウォルズへ行ったり、日曜日はひとりで近郊の町まで日帰り旅行に行ったりと、休日も充実した日々でした。

★コッツウォルズに遠足♪

4. Kingswayホームステイ・ホストファミリー

「飲みに行っても酔わない程度に」、「夜道を歩く時は前後に気を配る」など日本にいる時より気を付けるようにしていたからというのもあるかもしれませんが、とても安心して過ごせる雰囲気の街だと思います。夜遅く帰ったことが何度かありますが、治安に関する不安はありませんでした。

十分な広さがある快適なお部屋を用意していただき、2週間自分の家のように過ごすことができました。専用のバスルームがあるのはストレスがなく、大人の留学にとってはとても重要だと思います。

★ホームステイのお部屋

ご家族にとって私が初めてのホームステイ受け入れということで、お互い緊張していたと思うのですが、とても親切にしていただき、私もそれに応えたいと自然に思えました。

「イギリスの食卓を体験してほしい」とおっしゃって、サンデーローストのような伝統的な食事からカレー料理まで、さまざまな料理を作ってくださいました。

★「Toad in the hole」(穴の中のカエル)というイギリス料理。
ホストファミリーもその由来はわからないのだそう!

WI-FIの環境も整っており、宿題等をするのにも困りませんでした。ご家族と共用のパソコンも使いたい時は使っていいと言ってくださったり、話が弾んだ時は「理解できている?」と確認してくださったり、本当に親切にしていただきました。受け入れてくださったご家族には感謝しかありません。

5. イギリスでの授業・生活リズム

・6時半  起床
・7時半  朝食
・8時すぎ 家を出る(ホームステイ先から学校までは徒歩20分ほど)
・9時~  授業開始
・ランチ
・~16:45 授業終了
・17時~18時 自習室で学習
・19時  夕食
・21時  ホストファミリーと団らん、またはクラスメイトとパブへ

★時間割。左半分の「午前」ではグラマー・読み書き・リスニング・発音など基礎力を中心に。

 

6. 学校での過ごし方

午前・午後は1時間半の授業を2コマずつ受けました。休憩は各レッスン後に15分、お昼休みは1時間15分とゆったりめで、休憩時間も先生やスタッフと一緒にお茶をのみながら雑談でき、リラックスして話せたのでよかったです。

お昼休みに外で買ってきたものを学校のラウンジで食べることも可能で、クラスメイトと一緒にDVDを見たりしながらお昼休みを過ごしたりもしました。テスコ(スーパーマーケット)の3ポンドランチミールはリーズナブルで、パスタやサラダがあり、友達と学校へ持ち帰ってよく利用しました。(1ポンド約140円として420円!)

学校並びのBOLERO、学校向かいのBalcony Café、街中のTime to Eatなどを利用しましたが、どのレストランもおいしかったです。

学校の設備もすばらしく、貸し出し可能な辞書や本も豊富に用意され、自習室も使いやすく、休憩室やトイレもきれいで大変満足しました。休憩室では飲み物やお菓子などが提供されるという気遣いもうれしかったです。

★毎週月曜は新しい人が入る日なので「ランチビュッフェ」が振舞われます。
これもみんなが仲良くなれる工夫のひとつ。

7. 夕食後の過ごし方

ウスターは飲食店以外のほとんどのお店が18時には閉まってしまうことと、クラスメイト達も各自家で勉強するという感じだったので、放課後はまっすぐ帰宅が基本でしたが、ホストファミリー宅で夕食をいただいた後に、クラスメイト達とパブへ出かけることが何度かあり、これがとても楽しかったです。

夕食後に家で過ごす時は、ホームステイ先のご家族と映画やテレビを見たり、ゲームをしたりしました。また、クリスマス時期でしたので学校のアクティビティが充実しており、バーミンガムのクリスマスマーケットへ行ったり、校長夫妻宅でのクリスマスディナーを楽しみました。

★クリスマスディナーの様子

★みんなでクリスマスマーケット

 

8. Kingswayの授業はいかがでしたでしょうか?

授業はもちろん、一人一人に対しての対応がきめ細かく、とても感動しました。
授業では各個人の苦手なところにすぐ気がついて、それを改善するためにお手伝いをしてくれることが何よりありがたかったです。

①会話に参加しやすい工夫をしてくれる

会話に入ることがなかなかできずにいた時、「それで君はどう思う?」とか「質問してみて」、「今だよ!」など、時には目配せや口パク(笑)で促してくれたことが本当に助かりました。
「3人以上で会話するのが本当に難しい」と相談した時も、「だったら2人で話す機会を作ればいい」とアドバイスしてくれて、「えっ?」とびっくりしましたが、逆に肩の力が抜け、授業やみんなと一緒の時間も少しずつ会話に参加できるようになりました。

②出身国によってアドバイスをかえてくれる緻密さ

苦手な分野があればそれぞれにあったプリントを用意してくれたり、レッスン内容を変えたりしてくれることです。例えば日本人からすると簡単な文法も、ドイツ人からすると理解困難だったりします。そうすると先生が「ドイツ人はここが苦手だからこれをやってみて」、とプリントを用意してくれます。「よく見てくれているな」という感覚が、自分だけでなく、生徒全員に対してあったので先生達を信頼して勉強できました。

③授業外でのフォローアップも

一週目の面談で「ライティングの練習がしたい」と相談したところ、いくつか題材を出しくれ、それについて書いて提出するとチェックしてくれます。「宿題ではないのでできる時でいいよ」、という感じでしたが、できるだけ書いて提出しました。
リスニングも授業時間には限りがあるので、授業中にすべて聞き取りできなかった場合など、答えがないものは取り組んだ後確認してもらいました。先生達が熱心でとても心強かったです。

2週間で3人の先生に習いましたが、どの先生の授業もとても楽しく、学ぶことが多くありました。
授業内容も多岐に渡っていて飽きることなく、会話重視でありながら文法やビジネスのための英語も学べる工夫がされていました。また、先生たちは生徒の言ったことを否定せず聞いてくれるので、「間違ってもいいんだ」と思え、積極的になることができたのも授業を楽しめた重要なポイントだと思います。

④生活面のサポートも手厚く安心

金曜日には個人面談があり、翌週以降改善したいことを相談できるのも安心です
生活面でもタクシーの手配や心配事の相談をする担当者が決まっていて、その都度対応していただき大変助かりました。また、学校のアクティビティが充実しているのですが、積極的に参加し、クラスメイトや他のクラスの生徒たちと仲良くなる良い機会になりました。たとえ積極的な性格でなくても、参加しやすい雰囲気作りがされていて、すごいなあと思います。

9. 留学中、楽しかったこと・苦労したこと

一番楽しかったことはやはり「授業」です。毎日学校に行くのが本当に楽しみでしかたなかったです。クラスメイトや先生とたくさんのことを話し、意見を交わし、知らないことを知ることができました。

一番苦労したことは、「会話に入ること」「間違いを怖がらない気持ち」です。
外国のクラスメイト達は文法や単語など間違っていてもどんどん話すので、会話のスピードが速く、どこで会話に入ったらいいのかわからない場面が多々ありました。間違うことが怖いという気持ちも会話に入るのを邪魔していましたが、友人や先生たちがいつも励ましてくれたのでがんばれました。

 

10. 留学代理店Go Globalの対応について

申込みから出発まであまり時間がなかった中、丁寧に対応していただき、安心して利用させていただきました。「何でも質問してください」とメールにあり、「質問は特にないな…」と思っていても、準備を進めていくうちに「これはどうだったかな」「これはどうするんだろう」という質問がでてきてしまい、その都度質問させていただきました。

どんな小さな質問にも答えていただき、自分ももちろんですが、家族も安心していたので本当に感謝しています。

11. 留学に持って行ってよかったもの・持っていけばよかったもの

持って行けばよかったもの

①クリアファイル
学校のファイルもあるのですが、毎日いろいろな資料やテキストがペーパーで出されるので日ごと、または先生ごとに分けるために持って来ればよかったと何度も思いました。

②半袖や薄着の服
寒いと思っていたので防寒対策はしっかりしていったのですが、建物内はかなり暖かかったので汗だくの日もあり、調整できるようにすればよかったです。

持って行ってよかったもの

①折り畳み傘
イギリスはお天気が変わりやすいので必須かなと思います。

②折り紙
ホストファミリーや学校の先生に最後に気持ちとして渡しましたが、とても喜んでいただけました。自分は折ってから渡したのですが、その場で折って見せてあげたらもっとよかったかな、とみんなの反応を見てちょっと後悔しています。

12. 留学してみたいけど決心がつかない人・迷っている人へのアドバイス

行ってみましょう!行ける状況であるなら行くべきです。
自分のことを振り返ってみると、「迷っていた時間がもったいなかったな…」と心底思います。行きたいと思った時はやっぱり行くべき時なんだと思います。
日本を外から見る・考えることもでき、素晴らしい経験ができると思います。

「また行きたいですか」という問いには、迷わず「すぐにでも行きたいです!」とお答えします!

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