
2025年2月更新
イギリスへの旅行、留学は、6か月までビザが不要です。
しかしこの度、1日でもイギリスに入国する際には「ETA」という事前申請が必要になりました。
アメリカ入国時に必要な「ESTA」と同じようなもので、テロなどを警戒するため、入国審査を簡素化するための申請とのこと。忘れると日本から出国できず、空港から引き返してくることになりかねませんし、飛行機代も無駄になることがありますから、必ず確認するようにしてください。
ちなみに、EU 諸国も「ETIAS」(エティアス)という申請が必要になるそうです。
ETAとは
公式サイトによると、以下のように説明されています。
「入国管理の対象外となる者(国家元首、その家族及び私的使用人、英国において外交団登録された外交官とその家族、英国政府が承認している国家の現役閣僚、英国に拠点を置く国際機関職員等)を除き、旅券の種類(外交・公用・一般)に関わらず、2025年1月8日から以下に該当する日本国籍者が英国に入国する際は、電子渡航認証(ETA: Electronic Travel Authorisation)に申請し旅券情報等を登録の上、事前に認証を受けることが義務づけられます。」
ETA登録が必要な人
以下のいずれか該当する場合は、申請が必要です。
・6ヶ月以下の旅行、親族訪問、商用、留学目的等にて滞在の場合
・3ヶ月以下のCreative Worker visa concessionにて滞在の場合
・Permitted paid engagementにて滞在の場合
・英国に入国した上で乗り継ぎをする場合
英国での乗り継ぎ時も必要だそうなので、十分注意が必要です。
飛行機のチケットを購入するときに、念のため確認するとよいでしょう。
幼いお子様や赤ちゃんも必要です!
親子留学の方はご注意ください。
ETAの申請料・有効期間について
ETA申請料は10ポンドです。
審査日数は英国3営業日以内、承認されたETAは2年間、有効です。
ETAの有効期間内であれば英国入国回数の制限はありませんが、旅券(パスポート)の有効期間が満了した際、又は新たにパスポートを取得した場合は、改めてETAを申請し直す必要があります。
ETAがあっても、到着時に入国審査を受ける必要があります。
ETA申請に必要なもの
ETA申請時には、以下のものを用意しておいてください。
1.お手元にパスポートをご用意ください。
※スマホの中に保存しているパスポートの画像などは不可です。
2.使用可能なメールアドレス
3.クレジットカードやデビットカード、Apple Pay や Google Pay
申請の際、お手元のパスポートを写真に撮り、アップロードする必要があります。
また、ご自身の顔も撮影し、アップロードすることになりますので、事前に準備しておきましょう。
ただし、フライト情報などの旅程詳細を入力する必要はありません。
ETAの申請方法
以下の公式ホームページから、アプリのダウンロード又はリンク先より登録手続きが行えます。
Apply for an electronic travel authorisation (ETA)
※詐欺サイトもあるそうです。上記の公式サイトから登録してください。
当サイトも不安だと思う方は、以下、在英国日本大使館のWebサイトからアクセスするのが安心かもしれません。
https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ETA.html
Step1. 以下の表示までスクロールしてください。
Step2.携帯での申請は緑のバナーからアプリをダウンロード。
パソコンで登録される方は、「apply online」をクリックしてください。
その後の画面でもアプリを強く推奨されます。
最終的にパソコンから申請できるのはこちらのページです。
ETAに関する質問
以下Webサイトより、英国の政府機関に直接ご照会下さい。