イギリス・マルタ 子ども留学 サマースクール口コミ Stay Campus London & GV(17歳/4週間)

イギリス・マルタ留学

  • 子ども留学/サマースクール 17歳女性
  • 2024年7月~ イギリス(ロンドン)2週間・マルタ2週間
  • 学校:イギリス「Stay Campus London」 マルタ「GV
  • レッスン:
    イギリス/午前レッスン・午後は自由時間
    マルタ/前半1週間はジュニアサマースクール(午前授業・午後~夜までアクティビティ)
    後半1週間は大人のクラス(午前レッスン・午後自由時間)
  • 滞在: 学校保有のアパート
  • フライト: 行きはカタール航空 約12万円/ 帰りはANA 約16万円
  • レート: 1ポンド 約200円 / 1ユーロ 約170円
  • かかった費用:約60万円(4週間レッスン料とアパート滞在費、マルタアクティビティ代)
  • 持参した現金:日本円0円/150ユーロ/150ポンド
  • 持参したクレジットカード/デビットカード:
    JCBカード(自動付帯海外旅行保険用)とりそなデビットカード
    ※本当はソニー銀行の口座を作りたかったが間に合わず
  • 両替の場所:日本(株式会社インターバンクHD)
  • Wifi:eSIM

17歳女子高生、1人で留学へ!

M.S.さんは17歳にして、ロンドンに2週間、その後マルタに2週間の留学を経験されました。その間、パリやバルセロナに一人で旅行をしたり、初めての自炊生活を体験したりと、多くの経験を得てこられました!

1週・2週目:ロンドン(大人のコース)
午前は授業、午後はフリータイムというスケジュール。滞在は学校と同じ建物にあるお部屋で過ごします。狭いですが、シャワールームやトイレ、ミニキッチンもそろっています。

3週目:マルタ(子どもサマースクール)
日本の修学旅行のような感じで、17歳以下のティーネイジャーが集団生活をします。午前は授業、午後はアクティビティ。夕飯を食べたら夜のアクティビティもあります。

4週目:マルタ(大人のコース)
ロンドンと同じで、午前は授業、午後はフリータイム。学校が保有するアパートに、ほかの方とシェア生活を経験されました。

以下はM.S.さんの留学感想です。

 

英語はキライ!でも「今行かなければ後悔する」。

母から留学を勧められていましたが、英語は好きじゃないし、勉強もキライ。ヨーロッパに行きたい気持ちはあるけれど、英語がわからないから現地の生活も不安だし…と思考がぐるぐるし、ずっと勇気を出せずにいました。

ヨーロッパに興味があり、「いつか行ってみたい」と思っていましたが、母から留学を勧められてもなかなか前向きになれずいました。17歳になったある日、「今ならいける!」と思えた時があり、母に「留学したい」と打ち明けました。

大学生になってから留学するという選択肢もあったと思いますが、これからの人生・進路を決める前に世界を見ておきたかったし、高校生のこの年齢だからこそ感じられるものがあると感じていたんです。

今行かなければ後悔する。「いつでも行ける」ではなく、「行きたいと思ったその時に行くべきだ」という気持ちも強くありました。30歳になっても40歳になっても留学できますが、私は今、17歳の時に行ってみたかったのです。今感じることは、大人になってから感じることと、違うでしょうから。

英語は好きじゃないから、最悪、話せるようにならなくても、海外の友達ができればいいなと思っていました。

もともと日本の限られた価値観や、大学が神聖化され過ぎていることに違和感を持っていて、海外に行けば固定概念を取り除けるかなという希望がありました。英語を学ぶというよりは、自分の目で世界を見て、これからの選択肢を広げたいという想いが強かったと思います。

昔からなぜか神話や星座に惹かれるものがあり、学校の授業でも宇宙の話や星座の物語に興味を持ったり、サンタさんには神話の本が欲しいと頼んだり、そこから宗教の歴史にも興味を持つようになりました。

Instagramなどを見ていると、ジーザスチックなアクセサリーに惹かれたり、教会のきれいなステンドグラスや細かな彫刻が目に留まったりと、ファッションや建築、絵画などにも興味をもっています。

将来はファッションの分野に進みたいとも思っていて、ヨーロッパに行ってみたい気持ちが強まり、ロンドンやマルタだけでなく留学期間にパリやバルセロナにも行ってみることにしました。

イギリス到着時はホームシックに。一人での行動も難しかった

最初に到着したのはロンドン。2週間の留学です。
到着時はホームシックになり、「もう帰りたい」と思っていました。スーパーがどこにあるのか、バスや電車はどう乗るのかもわからず、怖くて一人で行動できずにいました。

学校では周りの人に話しかけて助けを求めたりしながら、少しずつ生活に慣れていきました。不安だからと一人でいるよりも、周りの人に話しかけることで元気になれたんだと思います。

スーパーやバス停の場所はGo Globalの坂口さんがWhatsAppで教えてくれました。ある日にはメイフェアという場所にショッピングに出かけることもできました。

坂口さんから紹介してもらった、日本語が上手なイギリス人のガイドさんと一緒に、ロンドンの名所を巡ったことはとても良い思い出になりました。

ロンドンの語学学校「Stay Campus London」について

ロンドン学校「Stay Campus London」は、ホテルの中に教室があるようなタイプの語学学校で、フロントには24時間受付のスタッフがいて、とても親切にしてくれました。困ったことがあったときも、デニーサという女性のスタッフがとても丁寧に対応してくれて、安心して過ごせました。

日本人はもちろん、アジア系の人は少なかったです。1クラスは約5名ぐらいで、先生は生徒一人一人をケアしながら授業を進めてくれて、とても分かりやすかったです。私は2週間の滞在でしたが、長期留学をする方は1週間ごとのテストでレベルを上げていくようです。

同じ建物の中にあるアパートは、日本のワンルームマンションのような感じ。冷蔵庫や電子レンジ、お皿などはそろっていました。

洗濯は建物の地下にあるコインランドリーを使いました。現金が使えず、アプリで操作・支払いをするタイプなのですが、あらかじめ、Go Globalの坂口さんとアプリをダウンロードし、支払いの仕方なども試していたのでスムーズに使うことができました。

Go Global坂口: 私自身もこのコインランドリーを使いましたが、アプリの使い方が難しく感じましたので、日本にいるときに設定を済ませておくと安心です。また、使えないクレジットカードもあるようなので、1ポンド程度の乾燥機を試し使いすることで、支払いができるかどうかも確認可能です!

マルタの語学学校「GV」について

マルタに移動し、1週目はジュニアのサマースクールに参加しました。

マルタ空港で送迎の人と会い、学校に到着するとスタッフの人が出迎えてくれて、お部屋の説明や次の日の予定について、丁寧に説明してくれました。

1クラスは8~9名ぐらい。ジュニアのクラスなのでレッスンの内容は比較的やさしく、ついていきやすいと感じました。午後のアクティビティは毎日予定がびっしり組まれています。基本的には必ず参加しなければならないため、あまり自由な時間はありません。
体力的にはくたくたになるので、もう少し自由な時間が欲しいと思いましたが、初めてシュノーケリングを体験し、良い思い出になったので、自分だと選ばないアクティビティを体験できるという意味では良かったかなと思います。


※サマースクールで行ったビーチや施設付属のプール

2週目は大人のコースでした。サマースクールとは校舎が違うので、Uberタクシーで移動。
大人コースの午後はフリータイムでしたので、いろいろなところに自分で行くことができました。授業は9人のクラスで、先生が言っていることを理解するのに苦労しました。最初からこのコースだったら、ちょっと辛かったかもしれません。


※シェアアパート。寝室はシェアを選択。

1週目はみんなで集団生活でしたが、2週目はシェアアパートということで、4名の方と共同生活。キッチンがあったのでマルタでも自炊生活を経験しました。20代の人が2人、30代の人が1人、60代の人が1人。大人の人と一緒に住むというのも貴重な体験で、夜はリビングで集まっていろんな話をしたことは、とてもよい思い出です。

ロンドンでもいい人に恵まれましたが、マルタは人がより温かい気がしました。先生の英語には多少アクセントがあったように思います。

坂口: 自由な時間を楽しみたい人にとって、サマースクールは少ししんどいかもしれません。逆に、予定がびっしりなので、「何もすることがなくてつまらない」ということはないかと思います!また、体調が悪い場合はスタッフに行って、学校で休むことは可能です。

マルタの印象

・ビーチがとにかくきれい!
海がきれいで、眺めているだけで癒されました。2週目、大人クラスの学校に通ってる時は、学校もアパートも海がすぐ近くにあったので、フラットメイトと散歩したりして満喫しました。

・首都「バレッタ」で食べたマルタ料理
「FARINA」というレストランで食べたピザとパスタがすごく美味しかったです。お店の人もみんな気さくで居心地もよかったです。
ロンドンとは違った雰囲気で、ポップ&かわいい街並みが気に入りました。

・にぎやかな「スリマ」の町
スリマ(スリーマ)からは海を挟んでバレッタがすぐそばに見えました。
バレッタの町を歩くのも楽しいですが、スリマから見るバレッタもきれいです。
洋服屋さんのほか、お土産屋さんが多く、ショッピングも楽しかったです。

数週間の留学で「英語への苦手意識」がなくなった!

3週間目ぐらいになると、いわゆる「英語脳」になってきている感じがしました。聞き取りもしやすくなりましたし、最初使っていた「翻訳ソフト」を使わずに会話をしている自分がいました。

英語は一番苦手な教科でしたし、嫌いだったのですが、この留学のおかげで英語への苦手意識がなくなったことは、大きな収穫だったと思います。

イギリスもマルタも、いろいろな国の人がいるため、英語のなまりもさまざまです。日本にいる時は「主語・述語や動詞の形など、ちゃんとしなければいけない」と、身構えていたことに気が付きました。「まずは通じればいい。単語を並べるだけでもいいんだ」と思えるようになり、留学後は英語を話すことに対するハードルが下がった感じがします。

人生初めての自炊生活

日本ではスーパーマーケットはおろか、マクドナルドさえ一人で行くことはありませんでした。しかし今回の留学では、食事の準備も一人でしなければなりません。もちろんスーパーで食材を買うなんてことも、それを使って自分で食事を作ることも、これまでに経験がなかったので、母もその点は心配していたと思います。

心配とは裏腹に、ロンドンもマルタも学校の近くにスーパーがあり、レンジで温めれば食べられるものや、出来合いのものも多くあり、食べることには困りませんでした。フライパンを使って料理することはほとんどなかったのですが、スーパーで食材を買い、自分の食事を自分で用意するという経験は、大変貴重なものになりました。

マルタの水道水は海水の味がして飲めませんでしたが、ロンドンは水道水で大丈夫でした。

マルタもロンドンも親切な人ばかり

マルタの人も、ロンドンの人も、こちらが助けを求めるととても親切にしてくれました。建物や文化は違いますが、日本人と人柄は似ているなと感じます。

差別を受けることもなく、逆に「日本人なんだ!日本は大好きだよ」と好意を示してくれることが多かったです。

留学から帰ってきて思うこと

カラフルな洋服が好きで海外に行く前は「周りの人にどう思われるかな….」などと、人の目を気にすることがありましたが、帰国後は気にしなくなりました。

海外の人は好きなことを、自分を貫いていると感じました。
洋服も、流行りのものというよりは、自分が着たいものをきている感じ。留学前にはこの感覚にあまり自信がありませんでしたが、世間の目や周りの人の考え方、いわゆる「常識」と言われているものにとらわれなくていいんだという感覚が確信に変わったのは、大きな成長につながったと感じます。

そういうことは話には聞いていましたが、自分の目で見て、自分の心で感じるのとは全く違います。

行きたいという友達がいたら、「絶対行った方がいいよ!」と勧めたいと思います!

      

治安について&大変だったこと

1.治安については特に問題を感じることはありませんでした。あらかじめ、スリの話なども聞いていたので、自分なりに十分警戒し、以下のような工夫をしていました。

・とにかく夜は出かけない
・携帯電話のストラップは「切られる」と聞いていたのでチェーンに。
・外出時、カバンの上に上着を重ねて持つ。
・外を歩くときは堂々と!

2.マルタのジュニアコース建物にエアコンがない…!とても暑いのに扇風機しかないのは大変だったけど、夜は湿気がなく、意外と過ごしやすかったです。

3.マルタのジュニアコースはスケジュールが忙しいだけでなく、常に誰かと一緒にいる生活なので一人になる時間がほとんどなく、少しストレスに感じることもありました。

4.日本と違い、歩きタバコが認められていること。街を歩いているとタバコ臭くて嫌でした。

5.最初、eSIMの設定がわからなくて困りましたが、カフェなどのWifiを使いながら過ごしました。少しして設定がわかるようになってからは、eSIMを使いました。

6.ロンドンから日帰りでパリに行きました。帰りの電車でパスポートを提示した時、未成年だからということで駅のスタッフの人にいろいろなことを聞かれました。

坂口: 海外では未成年の人が1人でいることに対し、とても注意深くなっています。入国・出国の際はもちろん、外を1人で歩くときは保護者の方が記載した「渡航同意書」を持ち歩いたほうが良いようです。

持って行ってよかったもの・不要だったもの

レンジでチンするお米をもっていきましたが、意外と食べる機会がありませんでした。インスタントのわかめスープは簡単に飲めるし、持って行ってよかったです。「だし」を感じられるのが良いのかもしれません。

あと、室内用にと、クロックスをもっていったのは正解でした!

坂口: 皆さんご存じの通り、海外では部屋の中でも靴を履きますが、日本人にとって靴を脱がずに生活するのは少し違和感がありますよね。布製のスリッパではなく、クロックスのように水にも強いものであれば、シャワールームから出たときにも安心ですし、洗えるので衛生的です。

お母様のご感想

17歳の子どもを一人で海外に…というと、「心配で、1人で行かせるなんてとんでもない!」という人もいますが、私自身は「かわいい子には旅させろ派」でして、前々から、子どもには海外を経験してほしいと願っていました。日本の考え方だけではなく、海外に行っていろいろなことを体験し、多様な価値観をもってほしいと思っていたからです。

しかし、なかなか「行く」という言葉を引き出せず…。英語が好きではない子なので、「英語の勉強に…」というよりも、「留学すれば、好きなヨーロッパに行けるよ!」というふうに、本人の興味・関心に訴えてきました。

ある日、娘から出た「行ってみようかな」という言葉を聞き逃さず、「それならお母さんがバックアップするからね!」と言って、すぐにGo Globalの坂口さんに連絡したのです。

自炊もしたことがない子ですし、できるかどうか不安でしたが、できるようになってほしいなとは思っていました。

実際には、見事に一人でできることを見せてくれました!スーパーマーケットに一人で行って、買い物して帰ってきたことには感動でした。これからもたくさんの刺激を受けて、大きく羽ばたいてほしいと思います!

いつか、私自身も海外生活を楽しみながらの留学をしてみたいと思っています。
今回はとりあえず娘にチャンスを。私は次回ということで、仕事を頑張ります!

留学エージェントGo Globalについて

【ご本人より】
日本人のフラットメイトに話をしたところ、「そこまでしてくれるエージェントいないよ!」とびっくりしていました!!

他のエージェントさんは、現地での生活で困っても全然助けてくれなかったり、コースの変更など、学校との交渉も本人任せで大変だったそうです。
Go Globalの坂口さんは、ジュニアキャンプのスケジュールがハードできついと相談をすると、翌日には学校に対応策を相談してくれていて、心強かったです。他のフラットメイトは、その対応にびっくりしていた様子でした。

坂口さんのおかげで、不安しかなかった海外も、自分の好きなように楽しむことが出来ました。本当にありがとうございました!!

【お母さまより】
たくさんのエージェントさんがいる中でGo Globalストーリーで起業された想いを知り、留学する時は絶対坂口さんにお願いしたい!と決めておりました。

留学は海外で英語を勉強しに行くこと、ですが、それだけではないですね。
たくさんの国の生徒、サポートしてくださる方、学校関係者の方など沢山の方との出会いがあり、人間ドラマが作られるのですね。
旅ではなかなかできない体験となり、娘が行ってくれて本当によかったと思いました。

→Go Global坂口へのお問い合わせはこちらより

GV Malta English Centre(ジーブイマルタ)

GV (Malta):スタッフ視察レポート

マルタ親子留学 GV体験談 bonobo様(3週間・お子さま8歳・11歳)

マルタ親子留学 GV体験談 H様親子(2週間・お子さま11歳)

→Go Global坂口へのお問い合わせはこちらより