ECマルタ親子留学
- 親子留学:親 35-40才 / 子 9才 / ご友人 30-35才 計3名
- 学校: EC
- レッスン:親 午前・午後授業 / ご友人 午前授業 / 子 サマースクール
- 滞在:学校付近のホテル(学校徒歩5分 Dドリームホテル 朝食が最高!)
- フライト: 往復 エミレーツ航空
- フライト代:180,000円/1人
- レッスン費用:2195ユーロ 約308,000円
- レート:1ユーロ130円(みずほ銀行TTSレート)
- 持参した現金:現地通貨 約6万・日本円4万円
- 両替した場所:出発前に金券ショップ大黒屋にて
- ポケットWifi持参なし。現地フリーWifi利用
「英語は楽しい」という経験を求めて
息子には、小学生の間に海外サマースクールを体験させたいと思っていました。英語を使って楽しかった、よかったと思える体験を作っておきたかったからです。学年が上がり、難しい英文法を学ぶことになっても「英語は楽しかった」という思い出があることで、抵抗なく英語に取り組んでくれれば嬉しい!そんな想いで参加させました。
結果、息子は本当に楽しんでくれ、友達もでき、また行きたいと言っているので彼にとってはとても意味のある2週間となりました。これが今後どう役に立つか、今はまだ分かりませんが、少なくとも今は英語を嫌いになるどころか、今回の経験でより好きになったようです。
マルタにした理由は日本人小学生が少ないと聞いたことと、学校のアクティビティがとても豊富だったこと、値段もハワイなどと比べると安いこと、そして休みの日は海外にいる雰囲気を楽しみながら、いろんな場所へ一緒に遊びに行きたいと思ったからです。
親子留学にした理由は、せっかくなので親の私も学校で勉強したいと思ったのもありますが、
いくら昼間が楽しくても、夜さみしさや不安を感じるのではないかとも思ったからです。楽しい思い出を作ることが目的だったため、今回は一緒に行くことにしました。
平日は授業とフリータイムを満喫
朝6時半起床ー7時半ホテルの朝食ー8時通学
・息子のサマープログラム:8時~17時
・親の授業:9時から12時過ぎ(1週目は13時から14時半まで午後授業あり)
17時までは自由時間、17時にお迎えに行き、晩御飯。
21時ごろホテルに戻るー宿題・シャワーー22時就寝
子どものランチはプログラムに含まれていますが、大人は学校の近くでピザを買ったり、前日の晩ご飯を詰めて持参したりして教室で食べていました。2週目は、午前の授業だけでしたので、授業が終わった瞬間に、バスに乗り込みバレッタやスリーマに行き夕方のお迎えまでマルタを満喫していました。
晩ご飯はホテル近くの飲食店で口コミが良いところを厳選し、毎晩食べ歩いていました。(21時を過ぎると繁華街は若者で混んできます)
休日はツアーで効率よく観光
ツアーを事前に予約し、青の洞門、イムディーナ、スリーシティーズなど1日で効率よく連れて行ってもらいました。日本語が話せるドライバーの方でお願いしたので、マルタの歴史の事や、キリスト教の事などをたくさん教えてもらい、自分たちで観光するより、やはりマルタの事をたくさん知れて貴重な一日となりました。
自分たちでは、朝早くからバスでコミノ島などにも出かけました。もう少し滞在期間が長ければ、イタリアの方まで行きたかったですが、2週間だとマルタを周るだけでも時間は足りませんでした。
大人の授業
担当してくれた先生は合計2人。月・水・金の先生は主にテキストを使い、火・木の先生はプリントを使いました。どちらの先生も教え方、褒め方がとても上手。グループで話し合う、意見の発表、スキミング、スキャニングの練習もあり、メリハリのある授業でした。スピーキング、リーディング共に鍛えられる授業がよかったです。
どちらの先生も授業中に突然、「自分の国の魅力を紹介して!」「自分の国の言葉でありがとうやおはようなどの挨拶をみんなに教えて!」などと、急に生徒にプレゼンテーションを要求したりするのでドキドキしました!でもそのおかげで、最後の日にはお互いの国の言葉で「ありがとう」と言い合いながらお別れができました。
初日授業の最後に、「日本人は積極的に発言しないからもっと頑張らないとだめよ!」と言われたのですが、その言葉でやる気スイッチがON!次の日から積極的に発言するように心がけました!最後には「あなた本当に頑張ったわね!」と言われ嬉しかったです。
初めはクラス分けのテストでいい点数を取れず、一つ上のB1クラスに替えたいと思っていましたが、先生2人の教え方がとても私には合っていたのでそのままにしました。授業自体はとても面白く、確かに私がよく分かってない文法も多々あり、分かりやすく教えてくれたのでクラス替えをしなくて正解でした。イギリス英語とアメリカ英語の違いなどもおもしろく、授業が楽しいと感じたのは久しぶりでした。
先生に「この単語の意味をみんなに説明してみて」と言われ、知識を伝えるだけでなく、「分かりやすく説明する」という練習にもなりました。同じグループの方でとても聡明な方がいらっしゃり、いつもお互い競い合うように問題を解いていました。授業最後の日には、「あなたの事、本当に尊敬したわ」と言って頂き、私にとって大事な良きパートナーでした。
午後のインテンシブの授業では教科書はなく、自分の仕事について4日間ほど話し合いましたが、専業主婦の私は苦労しました。面接官、求職者という立場で英語面接の練習もしたのですが、日本の面接とは違い、自己PRがすごすぎて貴重な授業でした。
先生のおかげで自分の英語に自信を持つことができましたし、滞在中いろんな方に積極的に話そうと思えたのも、先生方のおかげだと思います。
子どもの授業
子どもは毎日本当に楽しそうでした。午前中は海外の子達と授業、午後は日本の子も交じって一緒にアクティビティです。ECのサマースクールは本当に充実しており、マルタを一番満喫していたのは子供たちではないか?というぐらい、毎日いろいろな場所に連れて行ってくれました。
授業の初日はクラス分けのテストと、クラスの子と仲良くなれるようなゲームがあったようです。ビンゴゲームになっており、その紙には「サッカー好き?」「猫は好き?」といったような質問が英語で書かれています。クラスの子に質問しながら、当てはまる子の名前を書いていくというもの。名前も覚えられるし話すきっかけにもなるので、初日から「友達できたー!」と楽しそうに帰ってきました。授業中に携帯をいじっている子、ユーチューブを見ている子がいたようで、「日本の小学校ならありえない・・」とびっくりしたこともあったようです。
学校やアクティビティの様子の写真を撮れるように、子供にカメラを渡しておくのをお勧めします。(壊れにくいもの、濡れてもいいものに限りますが)。うちは古いiPadを渡しておいたのですが、学校での様子の写真が写っており、夜、その写真を見ながら会話をするのが楽しかったです。
息子は英会話には6年程通っており、文法は苦手なもののビギナーではなく、真ん中のクラスにはいりました。そのクラスに日本人はおらず、一般的にイメージするような海外の授業形式で学べ、難しいながらも理解でき、楽しかったようです。
一方ビギナーのクラスには日本人が3名おり、このクラスだったら授業中も日本語漬けに陥っていたのかもと思うと、「せっかくマルタまで来て・・・」と思ったかもしれません。渡航前は、息子のレベルはビギナークラスだろうと思っていましたが、運よく真ん中のクラスに入れたことがわが家にはとてもラッキーでした。マルタに行く機会なんてそうそうありません。だから、せっかく留学をするのならば、ビギナーではないクラスを目指さないともったいないかもしれません。
行事盛りだくさんなECはお勧め!
学校主催の行事も多く、平日・休日ともにいろんな方と話せるチャンスがたくさんありました。
ヨーロッパだけでなく、中東・南米の方も多く(トランプのせいでアメリカに行けないからと言っていました)、こんなにたくさんの国の方と一緒に勉強をできるのは初めての体験でした。英語のアクセントもなかなかクセのある国の方も多かったですが、みんな積極的だし、刺激を受ける毎日でした。
最後に卒業証書を受け取れるのは嬉しいですし、いい思い出です!いろんな方に拍手されながら「Well done!!」と言っていただき嬉しかったです。
2週間という短期でしたが、私がこの2週間で得たものは「自信」です。クラス分けに落胆したままやる気がなかったら得ることもできなかったでしょう。クラスを上げていたらやはり自分には難しすぎて長期留学ならば得るものもあったかもしれないですが、2週間という短期では、何も得てはいなかったように思います。
留学を迷っている方へアドバイス
迷う理由にもよりますが、もし「上手くしゃべれるかわからない」「発音に自信がない」などなら、本当に気にしなくていいと思います。みんな英語を学びに来ているので英語は下手ですし、発音も上手ではありません。でも、みんな自信をもって話をしているし、誰もあなたの発音を気にしていません。それでもあなたの意見を一生懸命聞いてくれようとします。あなたが理解できていない時は、その人なりに一生懸命頑張って、知っている単語であなたに伝えてくれようとしています。あなたが頑張らないといけないことは、自信がないまま閉じこもるのではなく、好奇心旺盛にいろいろなことに興味を持ち、いろんな方に質問していくことです。一生懸命さが伝わるとみんな優しいもの。でも、何もせずに受け身で閉じこもっている方には、みんな無関心です。
友達が出来るか分からないなどで悩まれているのなら、それはあなた次第です。積極的になんてなれないと心配しているのなら、海外の雰囲気は自分の性格を変えてくれます。悩んでいることがそんな理由なら行くべきです。
何も目標もなく、とりあえず海外に行ったら英語がしゃべれるようになると思っていたり、帰国後にどんな自分になりたいのか、具体的なイメージができていないのなら、今は行かない方がいいいかもしれません。
親子留学に関しては、子供が不安に思っていることは渡航前に一緒に話し合って解決してあげてください。学校のことも、マルタの事も一緒に話しあっていれば、子供の不安は解消されます。2週間で英語のレベルを上げたければ、日本にいる時点で相当の努力がいると思います。
2週間で英語のレベルを上げるには渡航前から相当の努力がいりますが、「たくさんの経験をさせてあげたい」「一緒に学んで、遊んで、笑い合いたい」という人のなら、親子留学はオススメです。日本で過ごす2週間より、よっぽど充実した日が過ごせます。
短期留学がすべての方に意味があるとは思いませんが、次に繋げる、見聞を広めるという目標があるわが家ではとても意味のあった留学だったように思います。
Go Globalの対応について
渡航前にたくさんの質問をしましたが、すぐに確認して頂き、返答をくださったことはとてもありがたかったです。留学中に出会った日本人の方の意見を聞き感じたことですが、みなさんエージェントはいらっしゃいましたが、「そこまで詳しくは教えてもらえなかった」とおっしゃっていて、エージェントとの距離感は遠かったとのことです。
Go Globalさんは返信が早く、情報量が多いのも素晴らしいですが、気軽に相談・報告できる環境だったのもとてもよかったと留学中に何度も思いました。もちろん、教えて頂いたソープカフェにも無事に行けて感謝です。友人と美味しいご飯を食べるたびに、「あっここ!後で報告しよう!」そんな風に気軽に私たちが思えたのは、きっとGo Globalさんの強みかと思います。
持っていけばよかったもの
桜のグッズ。ポストカードやクリアファイル、付箋といったようなもの。ヨーロッパの方は日本の桜がとても興味深いようで、「桜はいつが見頃なの?」「桜のきれいな場所は?」とたくさん質問されました。紅葉も同様に興味深そうでしたので、そういったものを持参されると喜ばれること間違いないですし、日本を知ってもらういい機会です。
お子さまの場合、折り紙で手裏剣が作れると大人気になったと思います!(ヨーロッパではNARUTOが大人気!)
持って行ってよかったもの
・筆ペンとシャチハタのハンコ
知り合った方のお名前を漢字にしてプレゼントすると喜んでもらえました。シャチハタのハンコも珍しいそうです。(名前の横にサイン代わりに押すと嬉しそうでした。)
・お菓子
友達になった人とのお菓子を交換や、授業の最後に先生や友達にプレゼントするよかったです。息子の友達にも好評だったようで、休憩時間用のハッピーターン、じゃがりこは一瞬でなくなったようです。中には息子のお菓子を毎日楽しみにしている子もいたと聞きました。
・エコバック
スーパーの袋は有料ですので。
・iPad
カメラ代わりにも使えて便利でした。
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