マルタ留学基本情報
- 親子留学:お母さま40代・お子さま9歳
- 2022年8月~ 2週間
- 学校:GV
- レッスン:母子とも午前の実のレッスン
お子さま/Young Learner Course
お母さま/一般英会話 - 滞在: 学校運営のアパート
- フライト: 往復 トルコ航空
- フライト代: 1人15万円+燃油サーチャージ8万円
- レート: 1ユーロ 約143円
- かかった費用: 約38万円(2週間のレッスン料と2名分のアパート滞在費)
- 持参した現金:日本円0円、ユーロで300ユーロ
- 両替の場所:不明
- Wifi:ポケットWifi持参
マルタ留学を決めた理由
学生時代から留学したいと夢見ていましたが、機会がないまま社会人になり、母となりました。しかしある日、マルタで親子留学ができると知り、ずっと気になっていました。
コロナをきっかけに、月10~20回の頻度でオンライン英会話レッスンを受けていたのですが、この成果を海外で試してみたい、と考えて海外旅行解禁になったタイミングで渡航することにしました。
親子ともにスイマーなので、毎日海で泳げるというマルタの学校を第一希望にしました。泳ぐことをひたすら楽しみにしていたので、英語のレッスンはおまけぐらいにしか考えていなかったかもしれません(笑)。
滞在した学校アパートは快適!
アパートには、生活に必要なものはすべてそろっていました。最初、IHコンロの電源の入れ方がわからずちょっと苦労したり、テレビがなかったのが寂しかったぐらいでしょうか。
エアコンはプリペイドカードを購入するスタイルでしたが、8月のマルタはとても暑く、エアコンは必須。10ユーロのプリペイドカードを学校スタッフから購入し、2週間でカード2枚をちょうど使い切りました。
アパートの隣は何でもそろうスーパーだったので本当に便利でしたし、徒歩5分のところには、店内の巨大な窯でマルタパンを焼いているスーパーや、新鮮な野菜や果物を取り扱うスーパーもありました。
アパートから2ブロック先には小さな海水浴場も。岩浜なので砂が体につくこともなく、手軽に海水浴が楽しめたのもよかったです。また、その海水浴場のとなりには大きなプール付きのレストランがあり、レストラン利用者は無料、レストランを利用しなくても入場料を払えば一般客も利用できます。
困ったこともあったと思いますが、小さいことなのですでに忘れてしまいました(笑)。
語学学校GVについて
学校全体の生徒数は、大人と子ども合わせて約30〜40名ほどで、全員と顔見知りになるほどアットホームな感じが良かったです。休み時間には同じ国の人たちで集まる人、1人でスマホを見たりして過ごす人、積極的に他のクラスの人に話しかけたりする人など、様々です。
娘の英語力は英検5級程度ですので、英会話と言っても挨拶程度しかできませんが、ベテランのウェンディ先生は、Google翻訳を駆使して授業内容を娘に伝えてくれたそう。お陰様で、娘は特にストレスなく授業についていけたということです。
私のクラスは10人ほどで、チェコ人3名、ポーランド人2名、ベラルーシ人1名、フランス人は1名といった感じのクラスメイトでした。チェコ人3名とポーランド人1名は高校の先生で、残り3名は学生。それぞれの国の訛りがあるので、最初は聞き取るのに苦労しました。
文法嫌いな(笑)ポーランド人の大学院生が、しょっちゅう先生に「マルタの交通事故について」とか「マルタの教育事情について」とか、ディスカッションを提案し、先生もそれに乗る感じなので授業は脱線が多いのですが、脱線中の話がとてもおもしろかったのです!
もっとディスカッションに参加して、「日本の場合はね〜」などと説明したかったのですが、その英語力がないことをつくづく痛感しました。
2週間で英語力が飛躍したとはとても言えませんが、英語を使って人とコミュニケーションすることの楽しさを子どもも感じたと思います。
パンとチーズとバターが好物の彼女は、パスティッツィとピザとハンバーガーとアイスクリームで構成されるマルタの食生活がすっかり気に入り、ずっと「帰りたくない」とゴネていました(笑)
毎日の生活リズムについて
【平日】私も娘も授業は9時から12時半まで。
アパートから学校まで徒歩1分だったので、朝はゆっくり起きてご飯を食べて予習などをしていました。
学校ではキッズクラスと大人クラスの休憩時間が異なるので、それぞれ別に過ごしました。
下校時にアパート向かいのパスティッツェリアで昼食を買って帰宅。ランチ休憩をして14−15時くらいからは近くの海かプールに泳ぎに行き、夕方にはテイクアウトで何か買ってアパートで夕食をとる、という日々でした。
また、時にはバスに乗って首都ヴァレッタやイムディーナに行って観光し、19時−21時くらいまでレストランでゆっくり夕食をとることもありました。
8月上旬のマルタでは、日の入りが20時ごろなので、21時近くまでなんとなく明るく、日本にいる時と比べて夜ご飯と寝る時間がどんどん遅くなっていきました。
【休日】一言で言うと「水着着用で観光」です。
ポパイビレッジ、ゴゾ島、コミーノ島、ゴールデンベイなど有名なところから、学校の先生に教えてもらったおすすめのビーチなども行ってみました。皆水着のままバスに乗っているので、水着を着たままビーチのハシゴをしていました。
ちなみに…日本ではマスク必須の時期でしたが、マルタではほぼ100%の人がマスクをしていませんでした。
マルタの治安は問題なし!交通事故には要注意。
マルタは本当に安全です。ヨーロッパといえばずっとスリに気をつけているイメージがありますが、マルタでは夜10時に、子連れで裏道を歩いている家族もたくさんいて、拍子抜けするほどです。
授業中、先生と治安についての話もしたのですが、マルタで気をつけるべきは交通事故とのこと。マルタの人の運転は荒っぽいんだと言っていました。交通事故で亡くなる人はとても多いそうです。
「クイックペイ」が浸透しているマルタ
最初は約300ユーロを財布に入れていきました。足りない分は現地のATMでキャッシングすればいいと思っていたのですが、マルタはクイックペイが国中に浸透していたため、支払いはすべてiPhoneを「ピッ」とかざすだけでした。
ビーチ沿いの小さい売店に至るまで、すべてクイックペイが可能でしたが、現金が必要だったのは、学校初日に支払うデポジットと、近所のプールの入場料のみでした。
クレジットカード会社のレートは銀行より数円高いのですが、クイックペイの利便性を考えると充分納得できます。
フリーWifiも便利に使えるがポケットWifiも重宝した
私はパソコンを使用して、少し仕事をしなければならなかったため、念のためグローバルWiFiのモバイルWiFiをレンタルして持っていきました。
マルタはあちこちフリーWiFiが飛んでいますが、バスがあとどれくらいでバス停に来るかアプリでチェックしたいときや、学校のWiFiが繋がらず、授業中にスマホの英和辞典が必須だった時などは、モバイルWiFiを持っていって良かったと思いました。
タイミングがあえばチャレンジしてほしいマルタ留学
ロシアのウクライナ侵攻下でヨーロッパに行くこと、燃油サーチャージ代の高騰、円安…と逆風が吹いていたので、2023年以降に延期することもちょっと頭をよぎったのですが、ちょうど8月に仕事の都合がつき、来年休みが取れるかどうかわからない、と思い、「やっぱり今年しかない!」と思い切りました。
「2週間リゾート地で夏休み」はもちろん楽しいことですが、そこに平日午前中に英会話レッスンが加わることでピリッとアクセントになり、単なる旅行より良い滞在になったと思います。
「留学」と聞くと「勉強三昧じゃないともったいない」という考え方もありますが、マルタの親子留学のように「勉強」と「夏休み」を両立できるやり方もみんなにお勧めしたいです。
私と娘はとにかく泳ぎたかったので夏のマルタを選んで満喫しましたが、泳ぐことや日焼けに興味がない人は、夏を避けて春や秋のマルタの方がゆっくり観光を楽しめていいかもしれません。
2週間の短期留学、意味はあった?
2週間という短期の留学でしたが、日本の英会話レッスンで、先生とマンツーマンで話しているだけでは得られないものがマルタ留学にはたくさんありました。
違う国、違う年代の人々と一つの教室で一緒に授業を受けることは、大学を卒業して何十年も経つ私にとって、とても新鮮で、忘れられない体験になりました。
かかった金額は予算を大きく超えてしまいましたが、今回の体験はお金では買えない大切なものになりました。タイミングが合えば思い切ってみることをお勧めします。
持っていけばよかったもの
とにかくずっと水着姿で過ごしたので、もっと水着を持っていけば良かったと思いました。あと岩浜が多く苔で滑りやすいのでアクアシューズ、シュノーケルセット、プールも海も深くて足がつかないところが多いので浮き輪などがあるといいと思います。日本から持参しなくても、全部現地で買えますので心配ありません。
海辺にはその種の専門店がたくさんあり、日本と変わらない値段なので私たちもスイムグッズを色々買いました。そういうショッピング自体も、とても楽しかったです。
あと薄くてすぐに乾くマイクロファイバーのタオルが何枚かあると便利です。浜で敷き物にしたり日差しが強すぎる時に肩にかけたり重宝しました。
娘のためにレトルトご飯やそうめんなど持っていきましたが、余らせてしまったので、帰国前に同じアパートの日本人留学生にプレゼントしました。
留学エージェントGo Globalについて
HPを見るととてもきめ細かく情報が掲載されていて、メリット・デメリットもよくわかり、信頼できると思いました。
最初のメール問い合わせから、とても親身に相談に乗っていただき、商売っ気がない感じに好感を持ちました。帰国72時間前のPCR検査のことなど、不安に思うことも先回りして教えてもらえて助かりました。
→Go Global坂口へのお問い合わせはこちらより
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