willとbe going to の違い

オンラインレッスンでやっとわかった細かな違い

わたしは英語科教員免許の資格をもっていますし、外資系の会社で働いたことや、現在も語学学校と英語でやりとりをするなど、英語にはずっと触れ合ってきました。

けれども英語の道のりはまだまだ続きます! 一生かかっても「これで完璧!」という日はこないのでしょうが、「完璧に話せること」よりも、「一つでもネイティブの感覚を理解し、使えるようになること」に喜びを見出しています。

オンラインレッスンを受けていても、「20年勉強していてやっとわかった!」ということがたくさんあります。今回のトピックもそのひとつ。みなさんはいかがでしょうか。

willとbe going to は同じじゃない!

学校では「will = be going to」と習いましたが、使う場面によっては全然意味が異なります。

「1週間前、彼女と絵を買いました。家に帰ってすぐに飾って欲しそうな彼女。
でも放置して1週間がたちました。

「これ、いつ飾ってくれるの?」

と聞く彼女に、どう答えるのが最も印象がよいでしょうか?

①Don’t worry, I will hang it tomorrow.
②Don’t worry, I’m going to hang it tomorrow.
③Don’t worry, I’m hanging it tomorrow.
※hangは「壁にかける」という意味です。

willには「意志をもつ」という意味がある

willには「意志」「遺言」という意味もあります。単に「未来形」と覚えるよりも「~する意思をもつ」「~することを決める」という感覚でいたほうがわかりやすいかもしれません。

①I will hang it tomorrowだと、「明日やることにするよ」となり、今の今まで何も考えていなかった(I hadn’t thought about it until now) ということになりますから、彼女に「ちょっと!1週間前から何も考えてくれてなかったの?!」と怒られてしまうかもしれません。

②I’m going to hang it tomorrowだと「ちゃんと予定してるよ」(I thought about it before now and made a plan)という感じで、まだアクションには起こしていないけど、予定はしているよという感じでしょうか。

③I’m hanging it tomorrow.では「大丈夫、もう着手していて、明日には飾られるよ」という感じ。(I thought about it and I have orginized everything I might need)
壁にかけるために必要なクギなんかをAmazonで注文したり、すでに動いているということがわかります。

まとめてみます。
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①I will hang it tomorrow.
「あ、考えてなかったわ。飾らないとね。明日飾るよ。(そうだ、絵を買ったんだった)」
②I’m going to hang it tomorrow.
「明日飾る予定でいるよ。(くぎとか買わないとだな…)」
③I’m hanging it tomorrow.
「明日飾る準備を進めているよ。(くぎも買ってあるし)」
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あなたならどの答えを言われるのが一番よいですか?

「今やろうとおもっていたところ!」はI’m going to do it!

あなたも幼い時によくこういっていたのではないでしょうか。「宿題やりなさい!」というお母さんに「今ちょうどやろうとしているところ!」というのは「I’m going to do it」がぴったりきます。
ちょうどランドセルを開いて連絡帳を開け、宿題を確認している最中であれば、まだ宿題に手をつけていなくても「I’m doing it.」と言ってもいいいわけですね!

「今やろうとしていたのに…」は過去形で

私はよく「今やろうとしていたのに、言われたらやる気なくなった」と言っていましたが(笑)その場合は I was going to do it. と過去形にしましょう。

あとは友達との会話で、自分が言おうとしたことを相手が言った(かぶった)場合、

I was going to say it! (私も今同じこと言おうとしてたよ!)

という表現も、よく使います。

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