2024年5月更新
マルタは90日までビザの申請をすることなく留学できますが、今後「ETIAS」(エティアス)という申請が必要になるそうです。アメリカ入国時に必要なESTAと同じようなもので、テロなどを警戒するため、入国審査を簡素化するためと言われています。手続きは面倒ですが、渡航先での安全がこれにより少しでも高まるのであれば、喜ばしいことだと言えます。
ETIASとは
公式サイトによると、以下のように説明されています。
「欧州渡航情報認証制度(ETIAS:エティアス)とはビザが免除されている日本やアメリカなどの国民が、シェンゲン協定国であるヨーロッパの一部の国に(ドイツ、イタリア、フランスなど26ヶ国)にビザを取得せず訪問するために必要な欧州渡航情報認証制度です。
ビザを保有しない対象国籍保持者は事前にこのETIAS電子認証システムに申請することが必須となります。登録されたパスポート情報はユーロポール(欧州警察機構)などに照会され審査が行われます。
シェンゲンビザを既に保有している場合はシェンゲンビザでの入国となるためETIASの申請は必要御座いません。この同様の電子認証システムはアメリカやカナダ、オーストラリアでも既に導入されています。」
ETIAS導入時期は2025年予定
ETIASの導入は正式に発表されているものの、導入年が2020年から2021年に、2021年から2022年末に、そこからさらに2025年に延期になったりと、まだ運営がしっかり定まっていないようです。必ず公式サイトなどをチェックするようにしてください。
ETIASが必要な国リスト
以下は2024/5月現在のリストです。今後加盟国の追加、脱退がある場合は変更が生じますので、必ずチェックしてください。
アイスランド、 イタリア、 エストニア、 オーストリア、 オランダ、 ギリシャ、 スイス、 スウェーデン、 スペイン、 スロバキア、 スロベニア、 チェコ、 デンマーク、 ドイツ、 ノルウェー、 ハンガリー、 フィンランド、 フランス、 ベルギー、 ポーランド、 ポルトガル、 マルタ、 ラトビア、 リトアニア、 ルクセンブルク、 リヒテンシュタイン、 クロアチア、ブルガリア、ルーマニア
正しい情報は必ず公式サイトをご覧ください。