代表挨拶

Go Globalストーリー

この場をお借りし、わたしがずっと考えてきたこと、それが「Go Global」という形になった経緯をお伝えしたいと思います。

わたしの幼い頃からの夢は「学校の先生になること」でした。

イギリス留学当時の写真

母親と自宅での「お勉強時間」、幼稚園前に行ったスイミングの先生達、幼稚園で出会った先生達、小学校で自信のないわたしを積極的にしてくれた先生、中学生の頃に地元で出会ったすばらしい英語の先生。思いかえせば、いろんな人から「学ぶ楽しさ」を教えてもらいました。

大学生になってもその夢は変わらず、中学/高校の英語か教員免許を取得し、いよいよ念願の教育実習!

楽しみにしていたはずの教育実習なのですが・・・。

決められた期間で、決められた教科書の範囲の内容を、漏れなくきちんと生徒に教えるというだけで精一杯。「英語の楽しさを伝えたい!」という当初の意気込みを全うできないまま、実習期間が終了となりました。
また、自分が社会人を経験していないため、「社会に出たらどう英語が必要になるか」、「世界はどんな風なのか」ということを生徒に伝える事ができず、「英語が話せるようになったらこんなに楽しいよ!」という将来のイメージをもたせてあげることができませんでした。

英語の楽しさを十分に伝えられなかったという後悔を抱えつつ、「自分はどうやって英語が好きになったのだろう?」と、過去を思い返してみました。

子守唄に母親が歌ってくれた、ロバータ・フラックの曲。
ビートルズ好きの父親がいつもかけていた英語の曲。
幼稚園のころに英語の歌を意味もわからず楽しく歌っていたこと。
地元で英会話を教えてくれた、いつも楽しく英語を話している先生。

そういう小さなきっかけがつながってきたんだなあと、今さらながら気づきました。

英語が好きな私はもちろん、留学もずっと憧れていました。
でも留学なんて、莫大なお金がかかります。それだけの金額を親に出して欲しいというのは気が引けました。何よりも、「留学なんて、夢のまた夢」とあきらめていた自分がいたのだと思います。

転機:突然やってきたイギリス留学のチャンス

そんなわたしに転機が訪れます。
大学の学院長から、「交換留学を始めるにあたって、君、行ってみないか?」とお声がけをいただいたのです。もちろんすぐに心配したのはお金のこと。でも学院長はすぐにこう続けました。「留学から帰ってきたら、半年間イギリス人留学生を君の家でホームステイさせることを条件に、学費や滞在費は無料とします」と。それを聞き、その場で「行きます!!」と大興奮で答えました。

「ま、まあ、まずは親御さんにお伺いしてからまたお返事聞かせてください」と学院長になだめられつつも、急ぎ足で家に帰ります。「とはいえ、急に半年もと言ったら反対されるかな?反対されたらどうしよう・・・」と心配しましたが、その必要はありませんでした。

妹は「おねえちゃんがいなくなると部屋がもう一つ使える!」と喜び、両親も「ホームステイ受け入れはどうなるかわからないけど、無料だなんてラッキーじゃない!」と現金な家族で(笑)、わたしの心配はなくなりました!
両親や家族は、いつもわたしのことを応援していてくれたのです。

家族にしても、「留学生を受け入れるなんて、できるかな?」という不安もあったかとおもいます。けれどもわたしの夢を応援する方を手放しで選んでくれました。子供の可能性は時に、周りの大人によって大きく左右されるものです。

イギリス留学当時の写真

子どもの可能性を最大限に伸ばしてあげるためにも、側にいる大人が「自分自身の可能性は無限である」と考えていたいもの。

大人になるにつれて現実的になり、
「夢はしょせん夢」
「自分の子供がまさかそんな大それたことはできない」
「現実は厳しいのよ」
などと、最初からあきらめている事が多いのではないでしょうか。
一度きりの人生、死ぬときに後悔しないように生きたい。誰がどう思おうと、自分が信じている道をまっすぐ前を向いて進みたいものです。

イギリスはマンチェスターの郊外へ。現地校への留学

そんなわけで、イギリスはマンチェスターの郊外に留学することなり、初めての海外へ。

イギリス留学当時の写真

初めての海外なのに、一人旅。しかも半年も!

British Airwaysの客室乗務員の方がそんな私に気がついて、何度も気遣って声をかけてくれた事をよく覚えています。
不安もあったはずですが、今覚えている限りでは若かったわたしには、ワクワク感しかありませんでした。留学の半年間についてはまた追々お話しする機会をいただくとして、結論から言うと、この半年がなければ今のわたしはなかったということは、断言できます。

20年以上たった今でもホストファミリーとは連絡を取り合います。ヨーロッパ方面にいくときは、必ずホストファミリーの顔を見に行きます。学校で出会ったイギリス人の友人も、時々日本に来てくれます。かけがえのない友だちが海外でできるなんて、昔のわたしは想像だにしていませんでした。

イギリス留学当時の写真

それまでのわたしは、いつも「なんとなく」生きていました。将来は先生になろう、という以外は目標などはなく、「何か楽しい事ないかな~」が口癖で、授業もさぼったりする大学生活を送っていました。

海外に行ってみて、いかに日本人が勉強不足かということ、人生について考えていないかということ、人生はもっと楽しめるんだということ、自分にはもっともっと可能性があるんだということ、沢山の大切な気づきをえました。

英語力も、もともと英語は得意な方でしたがスピーキングは苦手だったのが、半年間でほぼ困ることなく会話ができるようになりました。

「わたし」という人間にスイッチが入った時期です。

就職:先生にはならずベンチャー企業立上げへ

その後私は、「教員」という目標を見直し、民間の企業に就職。ベンチャー企業立上げや大手企業の人事部でキャリアを積みます。

英会話業界にも長く携わりました。そこで見たのは、「留学以前のわたし」と同じ人々。
英語は好きだけど目標が見えていない。自分の可能性をとても少なく見積もっている人も多かったように思います。

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日本では「謙虚」であることが美徳です。「これもしたい、あれもやってみたい」という人は少なく、何か人と違うことをすると「和を乱す」ととらえる日本人が多いのも事実。

しかし、英語を学んでいる生徒さんの話を聞くと、最初は「夢なんて特にありません」なんておっしゃるのですが、カウンセリングをするうちに、内に秘めた、あるいは見失っていた夢や目標が沢山出てくるのです

わたしはそういう話を聞くのが一番好きでした。そしてそれを夢に終わらせず、「目標」に昇華させ、実現して欲しいという想いが強くなります。

お話を聞いていると、私の知らない現状が色々とわかってきました。

  • 外国企業による吸収合併で、急に上司が外国人になった
  • 外国人従業員採用が加速し、同僚や部下に外国人ができた
  • 原価を下げるべく、外国に工場をつくったため、外国の人に指導することになった
  • 会社の昇進試験にTOEICのスコアが必要になった
  • TOEICは高得点がとれるのに、英会話となると簡単な事も口から出てこない

こんな人がとても多いのです。
カウンセリングでは目標を定め、3ヶ月ごとに振り返りをし、目標の微調整を行います。その人にあった学習方法を提案し、ライフスタイルの中でどうやれば無理なく楽しく、学習が継続できるかということを話し合いました。

英語が必要な人はもちろんのこと、今は海外となにもつながっていなくても、何かしらの分野でがんばっていると、いずれは「海外」につながっていきます。

プロを目指すという人はもちろん、未知の可能性を秘めた子供達は、最初から「地球規模」でものを見るべきです。日本だけを見ているのと、世界を視野にいれているのとでは、「今するべきこと」が全く異なってくるはずです。

どう生きるかを大切にしたい~夢をあきらめない

  • 「英語は得意だけど英会話は苦手。」
  • 「留学、昔はしたかったけどとうとう叶わなかったな...。」
  • 「何がしたいのかわからないし、自分に自信がない。」
  • 「うちの子がまさかそんな、世界に羽ばたくなんて無理です。」

そんな方に、声を大にして言いたいこと。それは、

“あなたが気づけば、可能性はそこにある”

ということです。

誰にだって可能性はあるんです。
それを「無理だよ」「不可能だよ」と言っているのは他でもないアナタ!!
子供の可能性を封じてしまっているのも、側にいるアナタかもしれません。

もしそんな自分を卒業し、可能性を信じて広げたい、ワクワクしながら人生楽しみたいという方は、ぜひ海外に飛び出てみてください。

長期留学である必要はありません。でもただの「旅行」はダメです。
何か、達成すべきことがある方がよいでしょう。
全く違った環境に自分の身をおいてみれば、全く違う景色が見えるのです。
そこで、心機一転、自分の価値を感じ直して欲しいと思います。

環境は人間を変えます。

例え1日でも、1週間でも、今までの常識を捨ててみることは大きな一歩です。
あなたが子供であれば、これからの人生において、可能性をどんどん開いていくことができる。
あなたが大人なら、心機一転、もう一度生き直すことができる。
子供がいる方なら、あなた自身が変わることで、あなたの子供もよい影響を受ける。

ぜひ、自分自身にチャンスを与えてください。
それができるのは、他の誰でもない、あなただけです。

私たちGo Globalはそのお手伝いをしていきます。
留学の手続きをするだけではありません。

あきらめてきた「自分自身」を見つめ直すきっかけを創っていきます。
それらのきっかけを通じて、ご自身の毎日を、もっともっと楽しく、実りあるものにしてください。

あなたがおじいちゃん、おばあちゃんになったとき、「Go Globalさんに出会ってよかったねえ」と言ってもらえるような会社にしていきます。

末永く、どうぞよろしくお願いいたします。

 

Go Globalスタッフ紹介

坂口弥生
坂口弥生(さかぐち・やよい) Go Global代表
Yayoi Sakaguchi

関東在住、大阪市出身。大学2年生でイギリスのカレッジに留学。
大学では英語科教員免許を取得するが、民間企業での経験を求め、外資系・日系企業の人事部等にて採用・研修等を担当。その中で「幼い頃の環境がいかに人格形成に影響するか」を痛感し、人の可能性を開花させることに生きがいを感じるようになる。 可能性を信じてチャレンジしたい人のお手伝いをしたいと、Go Globalを立ち上げる。

廣瀬英子
廣瀬英子(ひろせ・えいこ)
Eiko Hirose

Go Globalアシスタントマネジャー

大阪府出身で2児の母。高校卒業後シカゴのカレッジに留学。卒業後はシカゴでグランドホステス等の仕事を経て、計7年をアメリカで過ごす。帰国後は英会話学校、企業に英語講師、インターナショナルスクール等で12年以上の指導経験を持つ。現在は大阪府吹田市にてgee kids英会話スクールを経営。自らも子どもを連れてマルタ・セブへ親子留学を体験。実体験をもってGo Global留学サポートに携わる。「J-SHINE(小学校英語指導者資格)「ベビーシッター認定資格(ニチイ学館)」の資格を保持。


桐山由香
桐山由香(きりやま・ゆか)
Yuka Kiriyama

Go Global 親子留学 エクゼクティブディレクター
愛知県出身。大学で英語科教員免許取得。在学中にオーストラリアに短期留学。卒業後、子供英会話スクールスタッフ兼講師、英会話スクールスタッフ、公立小学校英語学習コーディネーターなどを経験。
現在、英語子育ての経験から英語絵本教室、StoryFarm-English for Childrenを運営。英語絵本を通して英語を教えている。本で世界を広げながら、生きた言葉の体得を目指し、本を劇にして指導している。英語イベントや英語絵本の読み聞かせ会を開催し、英語を身近に楽しむ場所作りを数多く企画。さらに子供たちの目を世界に向け、羽ばたくお手伝いをするための活動として、Go Global親子留学事業に携わる。


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