2026年11月5日、Go Globalは「スペイン留学」をテーマにしたオンラインイベントを開催しました。海外の大学進学にご興味のある方に向けて、現役のバレンシア大学2年生・KOUSUKEさんが、スペインの大学に入るための条件、語学学校から大学までの費用、現地の生活をありのままにお話ししました。本記事ではその内容をレポートします。
スペイン留学(大学進学)の要点
- 入学のしくみ:スペインの大学は、語学学校でスペイン語を学んだあと「共通試験」を受け、そのスコアに応じて大学・学部を選ぶのが一般的。日本のように「●●大学を受けて不合格だった」ということではなく、「スコア●点でいける大学に行く」というスタイルなので、「大学に受からなかったので帰国せざるを得ない」ということはめったにありません。
最大10校ほどまで志望校を出せるため、日本より柔軟に選べます。 - 費用の目安:バレンシア大学の学費は年間約45万円、4年間で約180万円。語学学校(8ヶ月)は4000ユーロ。自炊中心なら家賃と食費で月10万円以下に収まります。
- 生活のリアル:授業は対話・プレゼン・ディベート中心。エラスムスプログラムで世界中の学生と学べる環境です。バレンシアの治安は良く、海に面しているため魚介類も手に入りやすいのが特徴。バルセロナやマドリードより物価が安いのも、生活がしやすい特徴です。
スペイン大学留学の費用まとめ
*バレンシアの実例・1ユーロ=160円換算
| 項目 | 費用の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 語学学校の授業料 | 8ヶ月で約4,000ユーロ(約64万円) | 大学申請・在留許可の手続き サポートをしてもらえる学校をご紹介しています。 |
| 家賃
(個人契約アパート) |
月290ユーロ(約4.6万円) | KOUSUKEさんの実例 |
| 家賃(シェアハウス) | 月4〜6万円程度 | 相場 |
| 生活費(家賃+食費) | 月10万円以下 | 自炊中心の場合 |
| 大学の学費(バレンシア大学) | 年間約45万円 | 4年間で約180万円 |
※金額はイベント開催時点(2026年11月)の登壇者の体験に基づく目安です。為替・大学・地域・個人の条件で変わります。
スペインの大学に入るには?入学条件と進学ルート
一般的なルートは「語学学校→共通試験→大学選択」
スペインの大学に進学する日本人留学生の多くは、まず現地の語学学校でスペイン語を学び、その後に共通試験(4〜6教科)を受けます。試験のスコアに応じて、進学できる大学・学部を選ぶしくみです。
共通試験の科目例:文系は4教科
文系のKOUSUKEさんは、数学、西洋美術史、経済、英語の4教科を受験しました。語学学校によって、日本人がスコアをとりやすい教科を教えてくれます。
最大10校まで志望校を出せる柔軟性
共通試験のスコアに応じて最大10校程度まで希望を出せるため、一つの結果で大学が決まる日本の入試より、柔軟に大学を選べる点が特徴です。
語学学校は「スペイン語」だけでなく進学サポートの拠点
語学学校は、スペイン語の習得に加えて、スコアを取りやすい科目の選定、大学への出願、在留許可の手続きなどもサポートします。
スペイン留学の費用は?語学学校・家賃・大学学費の内訳
語学学校:8ヶ月で約64万円
授業料は8ヶ月で約4,000ユーロ(1ユーロ160円換算で約64万円)です。
家賃:個人契約なら月約4.6万円
KOUSUKEさんは個人契約のアパートで月290ユーロ(約4.6万円)。最初は語学学校の紹介するアパートに申し込むことになりますが、その場合割高になりますので、2,3ヵ月だけ申し込んでおき、その間に個人契約のアパートを探します。
生活費:自炊中心なら家賃含めて月10万円以下
自炊を中心にすれば、家賃と食費を合わせて月10万円以下に抑えられます。10万円には時々遊びに行ったり外食したりする余暇も含まれます。
大学学費:バレンシア大学は年間約45万円、4年間で約180万円
大学にもよりますが、バレンシア大学の学費はかなりリーズナブル。テキストも3冊5000円というレベルで、図書館で借りることも可能だそう。
スペインの大学生活は?授業スタイル・治安・アルバイト
授業:先生との距離が近く、対話・ディベート中心
授業は対話・プレゼン・ディベートが中心で、授業の中で理解が進みやすいとのこと。時間割は学部によって異なり、週3日集中型や、午後のみ(例:15:30〜20:00)といった柔軟なケースもあります。
学生構成:エラスムスで多様な国籍の仲間と学べる
スペイン人学生が中心ですが、「エラスムスプログラム」により、ドイツやイタリア、フランスなど、ヨーロッパ各国の生徒が多く在籍。中南米、アジア、中東など多様な国籍の学生が学んでいます。
治安:バレンシアは比較的平和
バレンシアは比較的平和で、夜間も明るい場所であれば一人歩きも問題ないという認識が共有されました。スリやひったくり被害を耳にすることも少なく、Go Globalからこれまでにスペイン留学された約50名の方からも、そういった相談は受けておりません。
アルバイト:週20時間まで、時給は約17ユーロ(約1,700円)
届出等が必要かと思いますが、学生は週20時間まで就労でき、2026年11月現在の時給は約17ユーロ(約1,700円)程度とのことです。
海外留学で成功するために|スペイン大学留学の準備とアドバイス
- 適応力:19〜20歳で、一人で生活管理や自炊をする力が必要です。
- 積極性:控えめな文化ではないため、自分から質問し、交流する積極性が大切です。
- スペイン語の基礎:渡航前に、単語だけでも学んでおくことが推奨されます。
- 自炊レパートリー:料理ができると、生活の質も費用の節約にもつながります。
スペイン留学・海外留学のよくある質問(FAQ)
Q. スペインの大学に留学するには、どんな条件が必要ですか?
A. 一般的には、語学学校でスペイン語を学んだうえで共通試験(4〜6教科)を受け、そのスコアで大学・学部を選びます。最大10校ほどまで志望を出せます。
Q. スペイン留学(大学4年間)の費用はいくらですか?
A. バレンシア大学の場合、学費は年間約45万円、4年間で約180万円が目安です。別途、語学学校(8ヶ月で約64万円)と生活費がかかります。
Q. スペイン留学の生活費は月いくらですか?
A. 自炊中心なら、家賃と食費を合わせて月10万円以下に抑えることが可能です。個人契約のアパートで月290ユーロ(約4.6万円)という実例もあります。
Q. スペインは治安が良いですか?
A. バレンシアは比較的平和で、夜間も明るい場所なら一人歩きも問題ないと、現地の大学生は話しています。
Q. 留学中にアルバイトはできますか?
A.学生は週20時間まで就労でき、時給は約17ユーロ(約1,700円)程度です。
Q. スペイン語ができなくても留学できますか?
A. 入学前に語学学校でスペイン語を学ぶのが一般的です。ただし、渡航前に基礎の単語だけでも学んでおくと安心です。
Go Globalのスペイン留学・海外留学サポート
スペイン留学は、1週間単位で体験することが可能です。もし本格的に検討されるようであれば、2週間でも体験してから決められるというのでもOKです。もちろん、体験せずに入学することも可能。
留学までに、日本にいながらにしてオンラインで授業を受けることもできますので、留学するかもというかたは、少しでも早く語学に着手しておくことをお勧めします。もし留学しないことになっても、損はありません!
その他、Go Globalでは社会人留学・親子留学を含む留学サポートを行っています。
スペイン、イギリス、マルタへの1週間からの短期留学から、スペイン大学進学を見据えた長期留学まで、ご相談ください。
注記
本記事は2026年11月5日開催のオンラインイベントの内容を要約したもので、数値・制度は登壇者個人の体験・認識に基づきます。ビザ、在留許可、就労時間、試験制度などの最新情報は、必ずスペイン大使館・大学の公式情報でご確認ください。

