子供の教育をするにあたり、大切なこと。
こういうことができているだろうか。
- 人生の意義を考えさせるような会話
- エネルギーに満ちた意見の交換
- 安全で予測のできる人生ではないチャレンジを促す
- 何もしないより失敗してでもリスクをとり、チャレンジすることが大切と伝える
- 自分の生活や学習、キャリアを定期点検する
- お世話になったら手書きでお礼状をかかせる
- 「そこそこ」ではなく「最高」のレベルを目指してよいことを伝える
- 人や常識と違ったことを奨励
大人が子供の可能性を閉ざしてはならない。
===以下、読みたい&調べたいもの===
- ロバート・サットン
『なぜ、この人は次々と『いいアイデア』が出せるのか!(三笠書房)- アーメン・バージクリーのビデオ
以下抜粋(★はGo Globalスタッフのコメント/数字はページ数)
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- 教師はたいてい、学生に知識を詰め込むことが自分の仕事だと思っています。21
- テストにしても大人数のクラスなら、正しい答えを一つだけ選ぶ選択式です。22
(★ 一歩社会に出れば、状況は全く違い、どんな問いにも、答えは何通りもある。)- 家族や友だち、そして隣人が、何をすべきか親切にアドバイスしてくれるかもしれませんが、どのみちを選ぶかは基本的には自己責任です。ただし、最初から正しくなくてもかまわない、と知っておくことは役に立つでしょう。23
- どんなに大きな問題も、解決するにはまず、問題を明確にしなくてはなりません。「特徴がはっきりしたニーズこそ、発明の素」だと言います。32
- ニーズを掘り起こすのに必要なのは世の中のギャップを見つけ、それを埋めること。 34
- 不確実性の高い選択をするよりも、「そこそこいい」役割りに安住した方が、ずっと快適です。ほとんどの人は、ささやかでも確実なステップに満足しています。 40
- 「カネを稼ぐよりも、意義を見つける方がいい」 by ガイ・カワサキ 41
(★自分にとって「生きる意義」とは何か。)- (問題解決に)まず必要なのは、問題は必ず解決できる、という気概を持つこと
問題と格闘した経験が積み重なっていけば、必ず解決策が見つかると自信がもてるようになる 42- 小さな目標を決めるよりも、大きな目標を掲げた方が楽なことが多い by ラリー/ペイジ(グーグル共同創業者)
小さな目標の場合、達成する方法は限られています。それをはみ出るとうまくいきません。これに対して大きな目標であれば、時間や労力をかけるし、達成する方法も多いからです。47- 優れたブレイン・ストーミングなら、その場がエネルギーに満ちていなければなりません。 58
(★ブレイン・ストーミングは授業や研修のウォーミングアップに効果的だろう)- 多くの企業が「スカンク・ワークス」プロジェクトを立ち上げています。
通常の業務とは切り離して、特別チームを編成し、ルールを破ることを認め、自由な発想や働き方を認めている。 63- ルールは疑ってみる価値がある。いつも通る道が塞がっていたとしても、ルールを迂回して脇道を通れば目的地にたどり着けることだってある。 64
- 自分のキャリアを考える時、「かくあるべし」というルールを破ってもいい 67
「決まりきった次のステップ」とは違う一歩を踏み出した時、すばらしいことが起きる
用意された道にとどまった方が楽なのは誰もが認めます。ですが、その先の角にある、意外な世界を見つける方がずっとおもしろいものです。
ルールを絶対視しなくていいことがわかれば、がぜん、力がわいてきます。- 有名人に手紙を書いては、返事をもらうのが何より楽しみでした。 78
- 並外れた業績を達成した人々の最大の味方は、他の人たちの怠慢である。 83
by デビッド・ロスコフ(ガーデン・ロスコフ CEO)- 失敗したときの悪い面が多すぎて、個人がリスクに対して過敏になり、どんなリスクも撮ろうとしない文化(国)があります。こうした文化では失敗が「恥」と結びついていて、若い頃から成功の確率が高い決まった道を歩くよう教育されている。
(例えばタイ。失敗をやり直すため、名前まで変える社会もある)91- 「失敗を財産だと見られるかどうかが、起業家がうまれる土壌の目安になる。一度も挫折したことのない人を見ると、経験から何かを学べたのだろうかと不思議に思う」
byランディ・コミサー(KPCB) 92- 起業家のミア・イムランは数多くの会社を次々に立ち上げてきました。(中略)ミアの成功率は驚異的です。その秘訣を尋ねたところ、ダメだとおもったら早めに見切りをつけているからだという答えがかえってきた。 95
新たな事業を立ち上げる際は、初期段階に厳格な規律を導入し、分析を徹底することで、長期的に成功する確率を引き上げています。- やめることが、最も勇気ある選択の場合もあります。自分の失敗に向き合い、それを公にしなくてはならないのですから。 97
- 自分がエネルギーを注いでいるものが、それに見合った聖歌が出そうかどうかを見極めることが大事なのです。100
- (重要なポイントは)仕事で成功した人は、一直線に来たわけではなく、浮き沈みを経験し、キャリアは波形を描いているという点 105
- 「成功だけに報いると、リスクをとろうとしなくなるのでイノベーションが阻害される。成功とともに失敗も評価し、何も行動しないことを罰する方法を検討してはどうか」 byロバート・サットン 『なぜ、この人は次々と『いいアイデア』が出せるのか!(三笠書房)110
- 失敗は学習のプロセスにつきものだということを肝に銘じておく。失敗していないとすれば、それは十分なリスクをとっていないからかもしれません。 118
- 身近な人たちは、キャリアパスをきめたらそこから外れないよう期待するもの。
でも、物事はそんな風にはいきません。自分にはこれしかないと早いうちにきめつけてしまうと、行き先を間違う可能性が高い。 129- 後から見るとほとんどの出来事や発見は焦点があったように明確になります。 131
「自分のキャリアはフロントガラスではなく、バックミラーで見るとつじつまが合っている」by ランディー・コミサー- 共に働く人の質が最適になるようにキャリアを考える。そうすれば巡ってくる機会の質が上がる。できる人たちはお互いを応援し合い、貴重なネットワークを築いて、絶えず当たらしチャンスを生み出している。働いている場所の生態系によってどんなタイプの機会が巡ってくるかが大きく左右されるのです。 132
- 自分の生活やキャリアは頻繁に点検することが大切。ほとんどの人は自分の役割りを頻繁に点検せず、おなじポジションにとどまりすぎて、最適とは言えない状況に甘んじています。 133
- 女性の場合はとくに、家庭と仕事の両立が課題になります。ですがわたしの経験から言えば、これは大きなチャンスでもあります。融通のきかない普通の仕事では子育てと両立しないので、否応なく工夫するようになります。 135
(★現状では、女性は変化ごとに工夫をし、変化を想定してキャリアを考え、働く必要がある)- 息子との時間を犠牲にせず、知的な刺激をうけたい 137
(★女性が仕事を続けたいというのは、「知的な刺激をうけたいから」。お金、地位ではないことが多い) 仕事だと思わずに取り組める役割りを、社会の中に見つけること。それが一番大事。
スキルと情熱と市場が重なる場所を見極められた時、その役割りはみつかる。- イギリスのハートフォードシャー大学のリチャード・ワイズマンは、幸運について研究し、「運のいい人たち」には、一般の人よりも幸運を呼び込みやすい共通の資質があることを発見した。 145
- 目の前に転がってきたチャンスをいかす
- 周囲でおきることにたえず注意を払う=チャンスをいかせる
- 未知のチャンスを歓迎し、経験のないことにも積極的に挑戦する(本/旅/人)
- 外交的
- 楽天的。自分にはいいことが起きるとおもっている。自己実現の予言。
物事が期待通りに進まなくても、最悪の状況から前向きな成果を引き出す方法をみつける。- 自分の知識と経験を活用し、組み合わせるユニークな方法を見つけている
(たいていの人はすばらしい素質をもっていてもいかしかたがわかっていない)- 忙しい人にとって、大したことのない頼み事などありえない。 162
(★必ず自筆でお礼状を書く等、感謝の気持ちを表したい)- 世の中にはたった50人しかいない。隣に座った人は自分の上司や部下、顧客になるかもしれない。人生においては同じ人が役割りを変えて登場することがよくある。
それだけ世間は狭いのだから、怒りに任せて、取り返しのつかないことはしないのが鉄則。 163- 評判ほど大事な資産はありません。しっかり守ってください。
多少過ちをおかしても落ち込む必要はありません。時がたてば評判を回復することは可能です。 164- 誰でも間違いはおかします。とはいえ、そうした過ちからどう立ち直るかを知っておくことが重要。
謝り方を身につけるのもその一つ。長々と言い訳する必要はありません。ただ「うまくできませんでした.申し訳ありません」といえばよい。謝罪は早いほどいい。ぐずぐずしてると痛手が大きくなる。167- 「大丈夫ですか?何かできることはありますか?」(と声をかけられるようになること) 178
- 「光り輝くチャンスを逃すな」
潜在能力を最大限に発揮し、場外ホームランを打ち、聡明さを輝かせてもいいという許可を渇望している。残念ながらたいていの状況ではこうしたことはおこりません。「最低限の条件を満たす」よう促されている。188- (低迷期にあるにほんにおいて)そんな時何をすればいいか?ずばり、「異質なこと」。低迷を打破するには、学校で教えてもらった能力の上に、さらに新しい能力を身につける必要がでてきます。これが「起業家精神」であり世の中のために勇気を持って「異質なことをする」能力です。
これは、実際に起業するしないに関わらず必要です。228- 「グローバルな戦い」など、大きな話になんとなく違和感を覚えるなら(中略)そんなときはあまり横文字に踊らされることなく自分なりの「異質な方法」をとればいい 230