マルタの離島、ゴゾ島&青の洞門「ブルー・グロット」へ 〜マルタ留学レポートvol.7

マルタの離島、ゴゾ島へ

サンジュリアンから「202」のバスで1時間かけてマルタ島の端まで移動し、そこからフェリーで20分ほどの場所にあるマルタの離島、ゴゾ島に行ってきました。面白いのはフェリー料金で、行きは支払いをせず、帰りに本島へ戻るときに5.5ユーロを支払います。その仕組みにもビックリですが、フェリー料金にもビックリ!フェリーというからには3000円くらいはするのかと覚悟していたのですが、往復で1000円もしないという安さに驚きました。

ゴゾ島ではタクシーの一日観光サービスを利用して回りました。一日60ユーロなので、4人で行けば1人15ユーロととてもリーズナブルな価格で利用できます。周遊観光バス(ホップオン・ホップオフバス)もほとんど同じ価格なので、好きなところへ連れて行ってくれ、なおかつガイド付きのタクシーはかなりお得感があります。

「ゴゾと言えば!」ということで、「アズールウィンドウ」へ向かいました。小さな小舟にのり、海側からのアズールウィンドウを見て、ゴゾ島版「青の洞窟」にも行くことができました。小船は少し揺れるので船酔いしそうでしたが、洞窟をくぐって沖にでると、そんな気分も吹っ飛んでしまいます。揺れて水をかぶり、酔っている暇がないほど絶叫しました。笑 景色がとてもきれいだったのですが、揺れてカメラにもきれいに収まりません!(笑)海風が気もちよいので、カメラは忘れ、景色を楽しむのが一番です。

ブルーグロット

アズールウィンドウを後にして、次は教会へ行きました。建物がとてもきれいで、お寺とはまた違う、古き良き雰囲気がありました。ゴゾの州都「ビクトリア」でも景色は圧巻。お城や要塞からの景色がすばらしく、町もマルタ島とは違う雰囲気があります。お昼は「マルサフォン」という漁の街へ行きましたが、ドライバーと提携しているレストランなのか、ありえないくらいに高いレストランだったため、そこを出て、隣にあった海沿いのレストランに入りました。

マルタフォンの港町でランチです!
マルタフォンの港町でランチです!

最初に連れていかれたレストランはパスタ一つ18ユーロだったのに対し、入ったお店は8ユーロと半額以下でした。シーフードのパスタはとっても美味しかったです。量が多かったので持ち帰りにし、その日の夕食にしました。昼食の後は、「ソルデパン」という塩田に寄り、少しだけ塩田の説明を聞き、一つ2ユーロの塩を購入しました。塩田から神殿へ行こうとしたのですが、「ただの石を見るだけで15ユーロくらい払わないといけないんだぞ!」とドライバーに止められ、外から様子をうかがうだけにしました。(笑)
今度くるときは島を歩いてみたいと思います。

ブルー・グロット(Blue Grotto)「青の洞門」

近くまでいくと海の青さに目を奪われます
近くまでいくと海の青さに目を奪われます

ブルーグロットへはバレッタからバスを乗り継いでいきました。ようやく到着したというのに「高波のためボートは終日運航中止」とのこと。そんなに風が強いようにも感じませんでしたし、最後の日曜日なのに!!ととても悔しい思いをしました。

あきらめきれず、15時まで待ちましたが、ダメでした……。待っている間、ジェラートを食べ、レストランのテラス席で海を見ながらランチをし、(€3でブルスケッタを頼んだら、ありえない量が出ててびっくり)人間観察をし、(交通事故が3回駐車場でおこったり、日本人の大群が来たり、とそれはそれでおもしろかったです)、いろいろと「さすがマルタ!」なことの連続でした!

やはり海から青の洞窟へ入ることはできませんでしたが、崖の上から見た青の洞窟はやはりとってもとってもきれいでした。

最後の日本食おもてなし

今日の夜は私がルームメイトのイタリア人に夕食を作る番。日本食を作る最後の晩で、お好み焼きとうどんを作りました。お好み焼きをひっくり返す動作に苦労して、きれいに返しきれず、セルビア人にやってもらったりしながら、インターナショナルな環境で日本食を楽しみました。
ポーランド人のルームメイトは昨日帰国したため、今日の夜から私とイタリア人の二人きりになります。ポーランド人とイタリア人は夜の過ごし方について意見の相違があったようですが、今日から戦争状態も解消されたので、話をしたり音楽を聴いたりと、遠慮なく好きなように過ごすことができました。(笑)

高杉さますべてのレポートは以下ページ下部より!

マルタ留学体験談:International House Malta 高杉様 21才・大学生